ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年01月01日
平成28年「年頭の言葉」
宗門人の皆さん、新年明けましておめでとうございます。新たな年をともにお迎えできたことを悦ばしく思います。ご一同の異体同心、ご奉公成就と家庭円満、法灯相続、そして世界の平和と災害に遭われた地域の早期復興を本山御宝前にご祈願いたしました。

 昨年はブラジルへの巡教や第5回青少年の一座の成功など、佛立開花運動は国内外で確実な進捗を示しています。本年は、いよいよ正念場を迎えます。すでに昨年12月より一部の布教区で弘通大会が始まっておりますが、本年は全宗門人が誓願成就のため決定し、佛立開花運動を推進せねばなりません。

 もとより佛立開花運動とは、ご弘通教化折伏のため困難を乗り越え、下種の御題目を我も唱え他にも勧める人助けを、今生人界の思い出とする佛立菩薩を生み出すご奉公です。開導聖人の御意を継ぐ新たな信者を、一人でも多く増やすことが大恩報謝のご奉公となるのです。

 本年10月の本山高祖会から慶讃法要が始まります。その折りには佛立開花運動の成果として新たな正宗徒と役中信徒、新入信徒がにぎやかに参詣されることを、心より待ち望んでいます。それこそが開導聖人ご生誕二百年を祝する花を咲かせる慶讃ご奉公となるのです。佛立開花運動第四年度に入り、お互いは誓願成就に向けてご奉公に勇猛精進すべきことを示し、年頭の言葉といたします。

御教歌に
新しき年もろともに信行の 改り行く春ぞ目出度き

平成二十八年元旦
本門佛立宗 第二十五世講有 日開 御印