ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年12月01日
北海道函館・信照寺 喜びの講有巡教を厳修 —本山奉仕加行の体験談発表も—
第8支庁道南布教区・信照寺では、去る10月18日、講有巡教・高祖会が第25世講有・山内日開上人御親修のもと、心配された台風の影響もなく、晴天のお計らいをいただき、無事奉修させていただきました。当日は北海道内寺院ご住職のご出座とご信者106名、寺内429名、合せて535名のお参詣がありました。

 この日、御講有上人ご夫妻は奉修1時間前にお迎えのお車で信照寺にお着きになり、特設の赤絨毯に降りられ、くんげ会員の坂田蒼君と村上萌華ちゃんから歓迎の花束を受けられました。そしてご信者の拍手に大そうお悦びのご様子でした。

 式典では、お看経の後、本庁随伴・総務局庶務課長・小野山淳鷲師より佛立開花運動の督励と本山三大奉納金、特に本山初灯明料のお勧め等を交えてのご挨拶があり、その後、御講有上人より弘通興隆費が信照寺住職・夏井日韻師と河野秀司事務局長へ手渡されました。

 続いて婦人会の筒井幸子さん、須佐多加子さんより、本山奉仕会に加行して信心増進の感得をいただいた喜びの体験談発表がありました。

 御講有上人は、御法門の前に「信照寺には今まで何度もお参詣させていただいています。先住・指田日軌上人とは宗門で共にご奉公をさせていただいたご縁のあるお寺です」と感慨深いご挨拶をいただきました。御法門では「死ぬる迄かくをこたらでつとめおかば また来ん時の便りならまし」の御教歌で、臨終の夕べまで、仏祖のみ教えにお示しいただく通り、如説修行を楽しみにして身を労し心を尽くして信行ご奉公に励ませていただくほど有難いことはない、とのご教導をいただきました。

(加藤隆久 記)