ほんもんぶつりゅうしゅう
2021年08月01日
第218回本山奉仕 住職担任の部を開催
第218回の本山奉仕が、本山宥清寺に於いて6月8日から2泊3日で開催されました。
昨年はコロナの様子が分からず、中止をさせていただいた行事ですが、本山奉仕は全国の教講の代表者が本山の御宝前に直接お給仕をさせていただく宗門の主要行事です。加えて今は、世間でも対策をしっかりと取りながら様々なイベントを開催し、職場や学校も通常の活動をしています。
緊急事態宣言が延長された期間ではありましたが、本門佛立宗としても最大限の感染対策を工夫し、まずは教務が率先して本来あるべき姿に戻そうと開催に踏み切らせていただきました。
加行者には事前にPCR検査を受けていただき、陰性の確認をとりました。当初は29布教区より加行者を募っていましたが、緊急事態宣言中でしたので急遽、支庁1師に変更し、少人数での実施としました。
講義は160畳敷きの大広間(法悦殿)にゆったりと間隔をとって机を並べ、食事や就寝場所も各々分けて、黙食や除菌等を徹底して行いました。
 プログラムは、コロナ禍の中でも出来る内容に組み直しました。開導聖人の御真書を拝見する時間を設け、講義はコロナ禍の時代ならではの「オンライン活用術」をテーマにして、ご奉公の現場での実例を紹介したり、実際に機器を使用してのオンライン体験もしていただきました。
お寺のリーダーとして「今後の寺院運営について〜アフターコロナを見据えて〜」をテーマにした学習や、佛立ミュージアムの企画展示「SDGsと仏教展」を見学しながらの勉強もさせていただきました。
本山奉仕の醍醐味である体を使ってのご奉公は、朝夕の本堂のお掃除はもちろん、百万霊会供養塔の池の水の清掃や、開導聖人の御墓所の清掃をさせていただきました。
加行者は全てのプログラムに真面目に取り組まれ、本山奉仕ならではの功徳を積ませていただきました。