ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年08月01日
道南布教区「信行錬成道場」を開催 —福岡日雙師の講話を拝聴—
去る6月19日午前6時30分より、第8支庁道南布教区・函館信照寺に於いて、布教区第28回 信照寺第40回 信行錬成道場が海外弘通でご活躍の神戸香風寺・福岡日雙師をお迎えして開催された。

 当日は6時30分より開講式。司会の信照寺寺務局次長・加藤隆久氏より開会宣言があり、信照寺住職・夏井日韻導師の下お看経、布教区長・夏井窓宇師より「日雙上人の御講話をしっかり聴講させていただき、各寺院開花運動の誓願を達成させていただきましょう」との開会挨拶があり、日韻導師より「ひろめんとおもへば信をかためんとするぞ御のりの心なりける」との御教歌で御法門を聴聞させていただいた。

 続いて7時30分より御披露の後「集いの輪の中に」を斉唱、無始已来言上で開講式を終了し、講話会場の会館講堂へ移動した。

 朝食後の8時30分より、福岡日雙上人の講話「佛立宗のご信心 ここが有り難い」を聴講させていただいた。

1)本門佛立宗の宗名はどういう意味ですかと宗外の人に聞かれたら「教えを説かれた仏(お釈迦様)が立てられた宗旨だから『佛立宗』です」と答えなさい。他宗は人が立てた宗旨「宗」で開祖が御本尊になったりしている。日蓮宗などは仏像も拝んでいる。

2)何を信じる宗教ですかと聞かれたら「法華経に説かれた全ての人が救われる法華経本門に説かれた教えを信じ、南無妙法蓮華経と唱え修行に励めば、必ずご利益がいただけて救われる信心だから、あなたもさせていただきましょう」と答えなさい。

と、宗外の人にもわかりやすく「外国人が入信しご利益をいただき得度されている方も多くおられる」と、ご利益談、ユーモアを交えながらお話し下さったので、加行者一同、佛立宗の正しさ、有り難さに感動し「これからは佛立信者として誇りを持って、人を助けるお教化をさせていただきます」と誓い合った次第である。

 この後、11時40分本堂に昇堂して閉講式。加行証伝達、法号状(錬徳、成徳)伝達、日韻導師の講評があり、加行者代表・信照寺・山崎知美姉からの御礼の言葉で、12時に終了した。

 なお当日の加行者は、信照寺109名、函館・實成寺10名、森・本教寺4名、八雲・本現寺4名、宗外者2名、総合計129名であった。

(広報担当・田中泉英 記)