2019年12月01日

海外弘通だより~韓国編~ 佛立のネットワークで無事に帰国

10月12日、本山高祖会の前日、宗務本庁で会議中だった吉田日景弘通局長の携帯電話が鳴りました。電話をかけてきたのは小樽・信受寺の御住職・玉田正見師。
お話の内容は緊急を要するもので「札幌・信廣寺所属の若いご信者さんが韓国旅行中にパスポートをなくし、現金もなく帰国できずに仁川空港で途方に暮れている。どうにかできないか」というものでした。
韓国には本門佛立宗のお寺があり、御住職の姜(カン)蕙(ヘ)昌(チャン)師がいらっしゃいます。早速、弘通局長、海外部、玉田師、姜師で連携をとり、姜師に仁川空港まで救出に向かっていただきました。
 本門佛立宗には世界各国にお教務、ご信者のネットワークがあります。今回の事例は、まさにそのネットワークを活かした有難いご奉公となりました。無事に帰国した信廣寺の前川美羽さんに体験談をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
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 10月に友達と韓国へ旅行に行った際の体験談をご披露させていただきます。
 何事もなく楽しい時間が過ぎ、最終日を迎え空港に行こうと思った時、パスポートがないことに気づきました。
 まずは大使館に行き手続きをしようと思いましたが、受付時間が過ぎてしまっていたため、また3日後に日を改めて行かないとならないということになりました。しかし私はその時点で所持金も少なく、パスポートの再発行ができる現金を持っていませんでした。
 一緒に行っていた友達も仕事があるため先に帰ってしまい、私はひとりで渡航書発行までの3日間を過ごさなければなりません。少しでも所持金を手に入れるため、家族や友達など色んな人にあらゆる手段を使って連絡をしました。しかし現金を手にすることができませんでした。
韓国には友達もおらず、その時、持っていたクレジットカードではお金も下ろすことができず、ひとりで不安に襲われていました。内心諦めてもいました。思いつくあらゆる手をつくしても現金を手にすることができず、帰れる希望もないと絶望しながら、ただただ家族からの救いの連絡を待つのみでした。
 間もなくして、日本で色んな人に連絡をしてくれた母親から急に連絡が来ました。玉田御住職が宗務本庁に連絡をして私のサポート体制を整えてくれたということで「韓国にもお寺がある。まずはそこのお教務さんと連絡を取るように」と言われました。
なんとか連絡を取ることができ、ありがたいことに空港まで姜御住職が迎えに来てくれました。そのままお寺にも泊めていただき、3日間お世話になりました。
 韓国・鶴松寺では毎日お参りをさせていただくことができました。現地のご信者さん方も優しくしていただき、一緒にご供養をいただく機会もありました。3日間とても優しく受け入れてくれた姜御導師・奥様には感謝してもしきれない程です。そして今回、日本と韓国の架け橋を作っていただいた弘通局の御導師方にはとても感謝しています。
 旅行前に東京の乗泉寺へお参詣してから旅行へ行くように母から言われていたにも関わらず、忙しいことを理由に旅行安全のご祈願をしないで出かけた結果、鶴松寺で3日間お参詣させていただくことになったのだと、姜御導師・奥様からお折伏もいただきました。
 私は小さい頃から母に連れられて札幌の信廣寺にお参りをさせてもらっていましたが、東京で一人暮らしをするようになってからはお寺とも疎遠になっていました。そんな私でも御宝前はお護りくださいました。
 日本に無事帰って来られたことは、沢山のご縁があってのことだと感得させていただきました。今後は、信心を改めて感謝の気持ちを一層強く持ち、そして何よりお寺へお参りさせていただかなければと思いました。このような信心改良のきっかけをいただいたことに感謝申し上げます。
 ありがとうございます。