去る４月１日・２日の両日にわたり、門祖日隆聖人御開山会に併せて、佛立開導日扇聖人御誕生会が奉修されました。
　誕生寺では、毎年４月１日に御誕生会を行ってきましたが、本年はご生誕200年ということで、門祖会に併せて盛大に奉修いたしました。
　４月１日は、講尊日裔上人をお迎えして、一座法要をお勤めいただきました。法要中には、御誕生会の言上をいただき、その後「献花」を奉修導師以下すべての参詣者で行いました。
３台の鉢植えに、それぞれが色とりどりのカーネーションを挿していきました。その後、青年会代表が開導聖人の祭壇にお供えさせていただき、佛立開花運動を形に表すがごとく、お花いっぱいに祭壇を彩りました。
また、誕生日といえばバースデーケーキ…ということで、本堂の明かりを暗くし、バースデーソングが流れる中、大きなバースデーケーキをお供えいたしました。
　そして、御教歌「御利益のわき出る井にくむとても　籠のつるべに水はたまらず」での御法門を聴聞させていただきました。
　４月２日は、宗務副総長・光隆寺・本立寺御住職・亀井日魁師にお勤めいただきました。
　１日目同様、門祖会と御誕生会の言上をいただきました。お看経の後、式典として、13歳成長御礼参詣とフレッシュ１年生御礼参詣（新小学生・新高校生・新大学生のお祝い）を行い、御宝前に無事養育成長の御礼とこれからの新生活への無事をお願いいたしました。代表として、13歳該当者の丸岡大地さんに「菩薩の誓い」をしていただき、ご信心を生活の柱にすることを宣誓いたしました。
　また、このたびの新本堂建立にご尽力下さった建設会社・設計会社等に御住職より感謝状を授与いたしました。
　さらには、このたびの佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃として、宗門を代表して亀井副総長より、当山に金一封をお贈りいただきました。
　最後に奉修導師より、　御教歌「信心のよわさつよさはことの葉に　あらはれ所作に見ゆるもの也」での御法門を聴聞させていただきました。
　この２日間は、今までに経験のない華やかで珍しい法要をお勤めいただきました。
　誕生寺は佛立開導日扇聖人のご生家跡に建つ寺院として、ご生誕200年の当日である４月１日を目標にご奉公をすすめてきました。教化・正宗徒増加・役中後継者養成・オリジナル誓願すべてを成就させていただくべく、異体同心のご奉公にて教講一体となり取り組みました。
また、全国寺院教会の皆さまのご支援をいただき、最も困難であった新本堂建立の夢も実現いたしました。この場をお借りして、建営ご有志・かわら奉納下さった皆さまに御礼を申し上げます。
　是非とも、本山記念参詣の折には開導聖人ご生誕地道場である誕生寺へと足をお運び下さい。誕生寺信徒一同、皆さまとお会いしたく、お待ちしております。