ほんもんぶつりゅうしゅう
2018年04月01日
30年度寒修行参詣の報告  日養上人33回忌に向け教化を
ここ第8支庁の札幌・信廣寺(住職・石岡正則師)では、今年も1月6日より31日間の寒参詣が始まった。午前6時より8時30分までの2時間半のお看経。途中、6時30分と7時50分の2回(御総講日は8時10分)、御法門がある。
 今年の札幌は例年になく積雪が少なく大いに助かっている。その日の天候は参詣の足に影響を与えるのだ。寒参詣31日間の中には大雪の日や吹雪の日が何日もある。そんな日はまず自宅の前の除雪をしなければ家を出ることができない。
 道路や公共の乗り物などにも大きな影響を与える。しかし、ここは北海道、雪や寒さには負けてはおられない。
 開門6時にお参詣するご信者さんの何時間も前に起床し、お寺に参って駐車場の除雪、整理をし参詣の車を迎える係の壮年会員。そして毎日、暖かい甘酒やお餅、まぜご飯のご供養を用意し参詣の皆さんにお出しする婦人会、統計係の青年会員には頭の下がる思いである。
 今年は高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃ご奉公の初年度、また信廣寺門末教講は信廣寺第3世住職 佛立第17世講有・日養上人御33回忌正当を今年6月にお迎えする。
 この6月に向け信廣寺教講は「受けた大恩 教化で返せ」を合い言葉にまずは寒参詣中に各教区(市内32教区)奉安教化1戸を成就させていただこうと寒参詣に力を入れ、日養上人にお喜びいただけるよう参詣将引に気張っている。