ほんもんぶつりゅうしゅう
2017年10月01日
1泊2日で夏期学校行う お看経のできるをテーマに 第11支庁 神戸布教区
去る7月29日から30日、佛立寺(住職・加藤日韻師)にて夏期学校を開催した。当日は申し分のない天気で、夏らしい少し汗ばんだ気候であったが、晴天のお計らいを頂戴した。
開校式を挙行し、参加者一同でお看経、お手伝いをいただいた青年会員による法鼓も打ち響き、活気溢れる御題目をお唱えすることができた。
今回の夏期学校は「お看経の出来る薫化会」というテーマで、開催をさせていただいた。今年は3班に分かれ、班ごとにお看経の仕方を学ばせる内容にさせていただいた。布教区内の御教務方にお手伝いをいただき、班ごとに妙講一座の唱え方、お給仕の仕方、導師の勤め方を指導していただいた。
中には、妙講一座を唱えられる子、唱えられない子と様々な子供たちがいたが、みんなで共に学ぶという姿勢を見せていただき、子どもの新たな可能性を垣間見る事ができた。
2日目は、本堂でお看経の実践を班ごとに披露していただいた。子どもたちだけでお看経をすることは、普段はあまり体験のないことだが、子どもたちの柔軟性、可能性が十分に発揮でき、教わったことをシッカリと覚え、3班ともに素晴らしいお看経ができた。
導師を勤めた子供たちも、大人でさえ少しは抵抗のあるご奉公だが、大人顔負けの導師を勤め、参加者全員が、驚きを超え、感動を覚えるものとなった。
閉校式では、佛立寺の御宝前に参加者一同でお看経をさせていただき、お看経終了後は、参加者一同で記念写真を撮り、本年度の夏期学校を無事に終了させていただいた。
                             (鳥越隆鏡記)