ほんもんぶつりゅうしゅう
2017年01月02日
『25年ぶり2度目の講有巡教 地震のり越え無事に御礼言上』第10支庁 信薫寺
昨年11月13日、熊本県宇土・信薫寺(住職伊藤良悦師)では高祖会を講有巡教として、御講有・高須日良上人御唱導のもと奉修。当日は、御講有上人の御徳分を頂戴し、爽やかな秋晴れの中での奉修となりました。
 信薫寺は平成4年に建立された寺院で、開延式を佛立第21世講有・日勤上人にお勤めいただいて以来、約25年ぶり2回目の講有巡教となり、約1年前より準備のご奉公が始まりました。
記念事業として、念願であった境内地隣接地を購入拡張し、寺内駐車場として整備することができましたが、4月の熊本地震によって、屋根瓦、外壁の損傷を被ることになりました。しかし、教講一同、異体同心のご奉公で、当日、御講有上人より御礼の言上をいただくことができ、一同、随喜させていただきました。
 当日は寺内参詣219名、南九州布教区管内寺院より112名のご参詣をいただくことができ、本堂内外溢れんばかりでした。しかしながら寺内参詣誓願230名にわずかに届かず、また教化等の諸誓願も未達成であり、教講一同、深く懺悔させていただく次第です。
 開基権大僧正・日薫上人御23回忌を明年に控えていることからも、ぜひとも今回の講有巡教を契機とし、異体同心で祈願口唱に励み、諸誓願を成就させていただけるよう精進させていただく所存です。