ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年12月01日
婦人会の講演会に130名 福岡日雙師のお話に時を忘れて 第2支庁 南大阪布教区
去る9月7日、南大阪布教区婦人部会行事として、須磨香風寺・福岡日雙御導師講演会が浄風寺本堂にて開催されました。前日までの天気予報は雨でしたが、お陰様で当日は晴天のお計らいをいただきました。
 布教区管内寺院13ヵ寺のうち11ヵ寺の婦人会会員130余名の加行者でした。事前の打ち合わせ会議では、各寺院からもっと参加したいとの声が多く寄せられましたが、会場の都合もあり一部お断りをさせていただくという盛況ぶりです。
 福岡御導師は香風寺住職を譲られましたが、本門佛立宗の海外弘通や特別講演など、日々お忙しくなさっておられます。
 当日の講演は、海外弘通のお話を中心に「本門佛立宗」という宗名はどういう意味か、また何を信じる宗旨かをテーマに分かりやすく解説いただきました。特にイタリアのフィレンツェ別院、スリランカのご弘通ご奉公のお話は大変興味深く聴講させていただきました。
 現在の日本の佛立信者は親からご信心を相続した方がほとんどで、二代目、三代目どころか四代目以上という方も多くいらっしゃいます。一方、海外の信者さんは正真正銘の一代目ばかり。現証ご利益を目の当たりにして、感動して入信されていますので、お互いが見習わせていただく点が多いと感じました。特に素直な信心前は見習わせていただきたいと思います。
 また、今、世界中から注目されているアメリカの理論物理学者リサ・ランドール博士の学説を引き合いにして、み仏のみ教えは科学や物理学と反するものではないとのお話をいただきました。
 お互いの住む娑婆世界とは別にみ仏の世界をはじめとする世界があることを、現代科学・理論物理学で説明ができるのだと、私たちには難しい理論物理のお話を分かりやすく解説いただきました。
 笑いを交えたお話にはすぐに引き込まれ、さらには最後に、三橋美智也の石狩川悲歌を披露いただきました。1時間半を越えましたが、それでも短く感じるくらいに、時間を忘れるあっという間の講演でした。
 布教区婦人部会で今後もこのような講演会が開催されれば大変有難いと、一同随喜させていただいた次第です。