ほんもんぶつりゅうしゅう
2021年03月01日
佛立青年教務会の活動を報告します 第28期会長より御礼のご挨拶とお願い 今こそ冷静に本質を見極めコロナに負けずに信行を! 第28期会長 吉村現博
ありがとうございます。本年3月末を以て第28期佛立青年教務会(以下、青教)が任期満了を迎えるにあたり、一言ご挨拶申しあげます。
全国教講の皆さまにおかれましては、今期青教に対して温かいご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございました。なかでもコロナ禍の折、大変な状況にも関わらず、変わらず賛助会費のご納入をいただけましたこと、厚く御礼申し上げます。
また、青教全国助行につきましては、コロナ禍の影響によって中止とさせていただいた寺院の皆さまには、大変ご迷惑をお掛け致しましたこと謹んでお詫び申し上げます。
さて、今期青教は青教全国助行をご奉公の大きな柱の1つとして進んでまいりましたが、コロナ禍によってその大半の予定を中止とせざるを得なかったのは、私として無念の極みであります。しかしながら、それと同時に、今まで当たり前のように全国の佛立寺院にお参りさせていただき、各地のご信者や青教会員と交流を持たせていただけていた事が、どれほど尊く有難い貴重な経験だったかという事に、改めて気付かされました。
現在、世間では「コロナウイルス感染拡大防止」の名のもとに、人と人との距離を取ることや3密防止が推奨されています。しかし、その一方で、これらの防止策や間違った情報が過剰な自粛を招いて新たな差別を生み出し、「○○警察」という同調圧力や集団ヒステリーのような状態に陥り、結果として人と人との繋がりを切る・分断するという様な、色々な弊害を引き起こしているのも事実であります。
明年は時あたかもお祖師さまのご降誕800年をお迎えさせていただきます。邪宗邪教がはびこる末法の世において、「法華経こそが人々を救う仏様の真実のみ教えである」と、真実のみ教えにたどり着かれたお祖師さま。
そのお祖師さまのお弟子旦那を名乗らせていただく私たちは、今こそ冷静に物事の本質や善悪を見極め、お祖師さまのみ教えに則り、コロナ禍に負けないで信行ご奉公に精進させていただかねばなりません。青教会員諸師にはその先鋒となっていただき、ご弘通のお役に立つ青教を目指して、青教全国助行などのご奉公に邁進していただきたいと切に願います。
全国教講の皆さまにおかれましては、引き続き青教へのご支援ご協力をお願い申しあげ、私は次期会長の加藤喜遵師にその任を引き継がせていただきたく思います。本日まで誠にありがとうございました。 合掌(守口・義天寺所属)