ほんもんぶつりゅうしゅう
2019年06月01日
佛立第25世講有日開上人 厳かに宗葬を執り行う  本山に宗内教講の代表が集い 永年のご法労を偲びご遺徳を讃える
去る3月3日、法寿85歳をもってご遷化あそばされた佛立第25世講有・山内日開上人の宗葬儀が、5月10日、本山御宝前において、佛立第26世講有日良上人導師のもと、宗門諸役員をはじめ全国寺院教会の住職・担任・事務局長や本山教講、そして、ご自坊・廣宣寺のご信者等、多数参列のもと、厳かな中にも盛大に営まれた。


 宗葬の前日、9日午後1時50分に廣宣寺を出発された日開上人の御遺骨は、3時に宗務本庁に無事ご安着。直ちに御舎利ご安着のお看経が、本庁御宝前において小西日演宗務総長導師のもと営まれた。
午後6時からは本山・法悦殿において講尊・小山日誠上人導師のもと、通夜の儀がしめやかに営まれ、この後、翌日の宗葬までの間、遺弟が通夜のお看経を続けた。
こうして迎えた宗葬当日の10日午前10時半、宗務本庁前に、御遺骨をお載せした御霊龕(れいがん)を中心に組まれた葬列は、北野の路を本山に向けてゆっくりと進み始めた。
 宗旗を先頭に、執行長小西宗務総長、本宗・本山責任役員、白石本山執事長、講有日良上人、御遺品、葬主・講尊日誠上人、御霊牌、御遺影、推戴状・請待状、御霊龕、御遺族・親族方、廣宣寺信徒代表、伊藤日学執行顧問、総局員等の順序で続く葬列は御前通りを上がり、上京警察署前から滋賀銀行、相馬病院前を通り、本山正門より本堂へと進まれた。(講尊日誠上人と伊藤執行顧問は正門前から合流)
午前11時、本山御宝前へと御霊龕が御安置され葬主・講尊・第24世小山日誠上人が式文を言上され、宗葬が開式された。
 御講有の歎徳では、日開上人の永年に亘る数々の法績が言上され、上人のご遺徳を改めてお偲びさせていただいた。
 続いて、本宗を代表して小西日演宗務総長、本山を代表して栢森良道事務局長、全国教務員を代表して伊藤日学上人、宗会を代表して伊藤精彦副議長から、それぞれ弔辞が述べられた。
 次に、遺弟代表・山内良鷲師、廣宣寺信徒代表峯山曻氏がお別れの辞を述べた。
 また、喪主、御後室、宗葬執行局役員、全国寺院・教会住職局長、遺弟法類、招待参列者、本山教講一同、廣宣寺教講一同と本山本堂に溢れんばかりの参列者が手向ける焼香の列は、葬儀終了間際まで続いた。
 最後に、宗葬執行局を代表して西村日要副総長の挨拶をもって、宗葬の儀は滞りなく閉式となった。
 宗葬の後、講有上人はじめ参列者のお見送りを受け、日開上人の御遺骨をお載せした車は本山をあとにされ、奉送の儀が終了。この後、午後2時30分より本山境内の納骨堂において納骨の儀が執行され、日開上人の御遺骨は歴代講有上人の御遺骨と共に地下霊室へご納骨された。