ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年12月01日
第1回目の教養大会を開催 ご回向について改めて学ぶ 第5支庁東京房総布教区
去る9月11日、5支東京房総布教区(布教区長・深澤堅洋師)鎌ヶ谷長福寺に於いて、布教区教養大会が開催されました。第1回目となる今回のテーマは「ご回向、それは家族の絆」と銘打ち、ご回向について改めて学ばせていただく大会となりました。
 当日は雨が降ったり止んだりの生憎の天候の中、布教区管内11ヵ寺187名のお参詣をいただきました。
 小松川清秀寺住職・権大僧正・岡本日苑上人ご唱導の下、お看経の後、第1部は大人の部・子供の部に分かれ、大人の部では岡本上人に、正しいお看経をあげなければご回向にもご利益感得にも繋がらない旨のご講演をいただきました。
また子供の部では、ご回向の大切さを学ぶ為、東京常磐布教区・易行寺住職・竹俣堅相師監修の人形劇「目蓮尊者と母・青提女の仏説」のビデオを放映し、更に御宝前のお給仕のさせていただき方の体験学習を行いました。
 昼食後の第2部では、子供を含む参加ご信者それぞれが、自身で経木塔婆に先祖代々や故人のお戒名を浄書し、本堂正面に建立した後、ご回向のお看経をあげさせていただきました。お塔婆の浄書は初めてというご信者がほとんどの中「慣れないながらもとても意義深く感じた」という意見が多く聞かれました。
 当初の予定では、最後に長福寺霊園内の雑草取り等の清掃を行い、各家庭の墓地回向の大切さも学ぶ予定でしたが、天候不順の為、大会終了後、岡本日苑上人を先頭に、ご奉公の教講で霊園内墓所のご回向をさせていただきました。
 布教区新体制となってから最大規模の行事、また第一回目の教養大会ということもあり、なかなか上手くいかない面もあった中での反省を活かしつつ、今後のご奉公に継続発展させていただこうとご奉公者皆が感じる大会となりました。