2021年02月01日

コロナ禍の中 対策をとって 本山 四箇道場へ元旦参詣

令和3年を迎え、年末には数年振りの寒波に見舞われた日本列島だが、新年となった元旦には、北陸、東北地方、北海道は寒波の余波は残ったものの、日本列島の太平洋側は穏やかな天候に恵まれ、京都、滋賀、大阪の各府県に所在する本山はじめ宗門の由緒寺院(四箇道場)では、関西地方を中心とした各寺院から、初詣の参詣があった。
しかしながら、昨年来の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、不要不急の外出は控え、忘年会や新年会、初詣や行事の参加への自粛が呼びかけられたこともあり、例年より人通りの少ない元旦の風景となった。

本山宥清寺
本山宥清寺ではコロナ対策のため、観光バスなどによる団体参詣を自粛していただき個人だけの参詣とし、本堂は170名の参詣制限を設け、それ以上の参詣には法悦殿(会館2階の大広間)で本堂の模様を映し出したモニターを拝見するという対策をとった元日の初参詣となった。
例年通り、大晦日の前年12月31日午後11時から除夜法要が営まれ、午前零時になり新年を迎えると、引き続き元旦参詣が営まれた。
元日は、午前9時から午後3時まで、1時間毎の6座が設けられ、各時間の45分から新年の挨拶、講有上人からの年頭のおことばがあった。
本山へは、事前に参詣の申し込みがあった関西地方の10ヵ寺院からの参詣をはじめ個人での参詣があったものの、例年の約4割(千数百名)ほどの参詣であった。

大津佛立寺
滋賀県大津市にある佛立宗最初道場の佛立寺では、特に冬場の寒さが厳しいこともあり、大正時代から元旦に詣でたご信者方には甘酒がご供養されており、今回もコロナ禍の中ではあったものの、コロナ感染対策を行ったご供養場で、例年通り甘酒が振る舞われた。
甘酒をその場でいただく方は、ビニールシートで覆われた厨房から紙コップに注がれた甘酒を、ご奉公者から手渡しいただき、お持ち帰りの方は専用のペットボトルに詰めた甘酒をいただかれていた。
佛立寺へは、他寺院からの参詣は個人による200名、寺内が100名ほどでご奉公者を含め370名ほどが参詣され、これは例年の3分の1ほどの参詣であった。
 
誕生寺
京都市内にある開導聖人御誕生地道場の誕生寺は、本年が開筵式を奉修させていただくこともあり、本堂内にはその宣揚の垂れ幕も掲示されており、他寺院からの参詣は遠く東京、名古屋からの個人による参詣もあり、9ヵ寺院から33名、寺内参詣もご奉公者を含めて約40名の参詣であった。
 
長松寺
京都一の繁華街である四条通りの裏手にある本山宥清寺奥ノ院の長松寺には、元旦からの3ヵ日で九州から個人による参詣もあり、49名の参詣であった。
今回はコロナ禍のためか京都市内も人通りは少なく、元日の京都市内の観光地は、例年の4割ほどの人出であったという。

義天寺
大阪府守口市にある開導聖人御遷化地道場の義天寺では、例年はお寺の前に受付を設けて、お汁粉や湯茶のご供養が振る舞われていたが、今年はコロナ禍のため取りやめとなり、元旦参詣も午前10時、午後1時、午後3時からの3座に分けて新年初総講を営み、元日に参詣されたご信者方の受け入れとした。
義天寺には他寺院から3ヵ寺で10名、寺内はご奉公者も含めて200人の参詣があった。