ほんもんぶつりゅうしゅう
2019年12月01日
京都佛立ミュージアムが 京都市自治記念式典で市長より表彰
去る10月15日、「京都市自治記念式典」がロームシアター京都にて開催され、京都佛立ミュージアムは門川大作市長より表彰状が贈呈され、館長・長松清潤師と松本現薫師(ミュージアム総務)が出席し拝受しました。
この日は「令和」の出典といわれる万葉集の研究で名高い中西進先生等3名に京都名誉市民の称号贈呈もあり、大変厳かな雰囲気でありました。
中西先生は御礼の挨拶で「明治維新直後に『市』はなかった。市は必要ないと考えた。市民が誕生するのに時間を要した。国家の統治単位はあくまで『府』であったが『市』はまさに『市民』によって生み出された。市民によるからこそ深く意義深い」と、述べておられました。
この「京都市自治記念式典」について京都市のホームページでは次のように説明されています。
『京都市では、明治31年にそれまでの京都府知事直轄による市政の撤廃を実現し、市民自らが選任した市長が市役所を開庁。近代における自治権の獲得を実現しました。これを記念し、本市では毎年10月15日を「自治記念日」として、京都に息づく自治の精神の大切さを再確認するとともに、本市政の推進に尽力された方々の御功績をたたえ、表彰状の贈呈を行っている』(京都市情報館HPより)
京都市はSDGsを推進する市町村調査で日本一に輝きました。京都佛立ミュージアムが見つめている未来と重なり、これまで開催してきた展示や地域との連携した活動などを評価いただいたものと推察いたします。
表彰していただいたのは「未来の京都まちづくり推進表彰」「はばたけ未来へ! 京プラン(京都市基本計画)」に掲げる『うるおい』というカテゴリー。「魅力あふれる未来の京都の実現」に向けて尽力してきた功績を認めていただいたとのことです。
今後、更に京都市や上京区に貢献し、宗内外から当ミュージアムを訪れる方々の心に潤いを与え、多くの方々に喜ばれる施設を目指して参ります。ありがとうございます。