ほんもんぶつりゅうしゅう
2020年01月01日
「松信塾」婦人の部を開催  高祖の御遺跡巡る~その2 鎌倉~
東京房総布教区・小松川清秀寺門末7ヵ寺による「松信塾」婦人の部では、平成30年春よりお祖師さまのご一生を学び、秋にはゆかりの地をお訪ねしています。
本年・令和元年は5月に小岩妙要寺・小林淳時師より、鎌倉期のご法難とその背景を学び、10月22日に本寺御住職・岡本日苑上人のお見送りの中、鎌倉へ研修バス旅行に出かけました
まず、七里ヶ浜の顕証寺に到着。一座お看経後、信清宏章御住職より講話をいただきました。これから廻る龍口刑場と思われる処は3ヵ所ほどあるらしい。その中の1つに顕証寺そばを流れる川で昔、罪人の首を洗ったという言い伝えがあり、御法難刑場の可能性があるかもしれない、というお話でした。その地に建立された顕証寺に不思議なご因縁を感じました。
昼食後、信清御住職のご案内で龍口寺へ向かい、さらに雨上がりの陽ざしきらめく湘南の海を見ながら江ノ電にて移動しました。四条金吾邸跡を経て、日朗上人が幽閉されていた土牢がある光則寺へ。しかし、残念ながら台風の影響で、山道が通行止めになっており、見学は叶いませんでした。
その後、御住職とお別れし、帰路につきました。
今回の参加者は、お教務2師を含む計24名でした。回を重ねるごとに交流が深まり、楽しい研修となりました。
令和2年は、2月に「佐渡から身延へ」の講義をいただき、6月に身延山の見学を予定しています。
(長福寺・松本凰子記)