ほんもんぶつりゅうしゅう
2018年11月01日
台湾・佛立寺 開導会に併せ創立40周年と得度式 中元節法要では御供養に舌鼓打つ
去る8月19日、台北佛立寺(住職・西村清良師)において開導会が奉修されました。
今年の開導会は、昭和51年「台湾組」が再結成され、同53年に台湾親会場が開設されてから40年となるので「創立40周年記念法要」を併せて奉修させていただきました。
また今回の開導会に併せて得度式を執行させていただき、二重の慶事となりました。今回、開導会に併せて得度したのは佛立寺事務局長・王建文氏の長男、王富毅(ワン・フウイ)君、24歳です。
開導会冒頭にお師匠・西村日要師のお剃刀をいただき、そのまま開導会に出座。開導会御法門前に「淳毅(じゅんき)」と僧名授与されました。その後、王淳毅師の「お誓いの言葉」が述べられ、奉修導師の御法門を聴聞させていただき、一座の法要を終了いたしました。
王師は一昨年9月から1年間、日本語の勉強のために来日し、半年間、豊中良風寺に止宿し、ご信心を学び、残り半年間は東京でアルバイトしながら、日本語学校で日本語を学びました。昨年11月、西村日要師の訪台の際、得度を決定し、今回、得度式執行の運びとなりました。
今後、王淳毅師には、佛立教務として研鑽を重ね、今後の台湾のご弘通ご奉公の中心として現地ご信者をまとめ、台湾一円の弘通進捗に精進されることを期待いたします。
また翌々日の21日には中元節普渡法要が執行されました。中元節は日本の盂蘭盆に当たり、台湾親会場草創已来物故功労信徒のご回向、戦争犠牲者、日本並びに台湾の災害犠牲者、そして台湾信徒起塔供養の霊魂等のご回向をさせていただきました。
法要終了後は、ご信者各位が持参した御供養に参詣者一同、舌鼓を打ちました。
(文責・台湾担当委員 松本淳行)