2017年02月01日

東日本大震災 あれから6年…間もなく7回忌 郡山 遠泉寺 新本堂を無事竣工 大きなお計らいをいただき

東日本大地震から6年を迎えようとする今、宗内教講御一同の物心両面にわたるご支援に謹んでお礼を申しあげます。
改めて当時を振り返るべく『佛立公報』82号(平成23年8月)を紐解きますと、震災翌日、いち早く公布された講有・日誠上人、佐藤宗務総長の「お見舞いの言葉」に力強く励まされたこと(6頁)。続く「本庁緊急災害対策本部」の3月以降の記録(7頁以降)は宗門挙げての動きが克明に記され、当時の情景が蘇ってまいります。
 相次ぐ余震や原発事故など未曾有の大混乱の中にも関わらず、4月11日には宗務副総長・梅田日芳師、そして5月17日には講有・日誠上人のお見舞い助行。さらに全国教講有志が身命を賭して被災地に足を運ばれ、たくさんのお助行をいただきました。
 この度の大震災で遠泉寺は本堂の2階部分が大きく損壊しました。幸い御本尊・高祖御尊像はご無事でしたが、建物の損壊著しく、御遷座を余儀なくされました。
 震災直後、本寺・清雄寺御導師(講有・日誠上人)より「御本尊・御尊像を第一にお護りさせていただくこと」とのお言葉を賜り、損壊を免れた1階へ取り急ぎ御安置申しあげました。しかし本来のお給仕ではないことを痛感。お給仕不行き届きの御懺悔言上。そして仮本堂の建立を発願いたしました。
 この年は関東開教・佛立第四世講有日教上人の100回御遠諱正当の大切な年。被災した信徒もある中、教講一同「とにかく御宝前を第一に」のご奉公が始まりました。しかし、復興のための人手不足や資材不足が重なり、旧本堂の一部解体と仮本堂の建立が同時に進行。勿体ないことに御遷座は数回に及びました。
 その都度、宗門推進によるプロジェクト7、佛立青年教務会、本寺教講のご協力をいただき、震災から2年後の平成25年3月、無事に仮本堂を建立させていただきました。全国教講のご支援無くしては、短期間での復旧復興は有り得ず、重ねて御礼申しあげます。
 さて、戦前から郡山の地におまつりされてきた金丸御本尊とお優しいお顔の御尊像。仮本堂には十分な広さがなく、その大きなお姿が私ども教講の心を動かしました。「これでは勿体無い」
 しかし、境内地は度重なる除染作業のため、建築出来る場所にも制限がありました。その中で唯一空いていた横長の土地。かつてお給仕申しあげていた内陣に近い感覚を覚え、測量してみると何と旧本堂内陣の間取りと合致したのです。
 これは大きなお計らいと『御宝前再現』ご有志歓募を開始。仮本堂に隣接する形で旧本堂内陣と同じ御荘厳の御宝前を建立し「新本堂」が無事に竣工。
 震災から3年後の平成26年4月28日に御本尊・御尊像を御遷座申しあげ、本寺御導師をお迎えし、開堂式を挙行させていただきました。
 早いもので本年は大震災七回忌を迎えます。内陸の当地には津波等の被害はありませんでしたが、県内沿岸部からの避難者が多数当地に身を寄せています。その他、諸問題が山積していますが、今こそ多くの方にご信心をお勧めさせていただくべく教講一同、信心改良、ご弘通ご奉公に精進させていただきます。