ほんもんぶつりゅうしゅう
2022年01月01日
高祖ご降誕800年慶讃法要  法要を事前に収録し無事奉修が叶う 第5支庁東京常磐布教区
昨年9月12日、東京常磐布教区主催「高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃法要」が奉修された。
今回の記念法要に関しては、様々な奉修方法が検討されてきたが、新型コロナウイルス感染症の状況に注視しながら、第5支庁の4布教区それぞれで奉修することとなり、当東京常磐布教区の中でも、慶讃ご奉公に相応しい法要を検討したが、コロナのリスクを鑑(かんが)み、管内寺院10ヵ寺の「リモート法要」という奉修形態で準備が進められた。
布教区長の所属寺院である立正寺をホスト寺院とし一座を奉修。この映像を管内寺院へ配信した。
小川日禮布教区長の導師のもと、慶讃法要が開式。一座お看経の後、布教区長より挨拶をいただき、前座御法門としてブラジル教区日教寺御高職・コレイア日友導師の御法門(収録)を拝聴し、続いて、佛立第24世講有・講尊日誠猊下の御法門(収録)を聴聞させていただいた。
最後に、ホスト寺院である立正寺事務局長・結城常雄氏より閉会の挨拶があり、東京常磐布教区の慶讃法要が無事に奉修された。
今回、初めてのリモート法要に不安があったので、前日の11日に慶讃法要を事前収録し、12日のライブ配信で通信不良があった場合を想定し、収録の法要の視聴にてお参詣ができるように準備した。
12日、ライブ配信を開始したが、懸念された音声の不調があり、収録の法要にてお参詣をさせていただくことができた。
本来、布教区管内寺院の教講が一堂に参集して慶讃法要をお参詣させていただきたいところであったが、結果として、例年の促進大会では、会場収容人数の都合でお参詣数の制限をするところ、今回、倍以上のお参詣があった。
この慶讃法要をきっかけに、高祖日蓮大士ご降誕800年の御正当に、ご弘通の成果として、ヨコ糸「教化」タテ糸「法灯相続」の報恩のつづれ織りを織り上げて、本山大法要にお参詣させていただくことを誓い合った。