ほんもんぶつりゅうしゅう
2015年12月01日
11支庁・阪神布教区 婦人会の錬成会を開催 —福岡日雙導師の講演いただく—
6月23日午前10時から西宮・廣宣寺に於いて「阪神布教区 婦人会練成会」が開催されました。須磨・香風寺の福岡日雙師を招いてご講演をお願いいたしました。布教区全体で204名の参詣をいただき、各寺院とも目標を上回るご参詣に、役員一同随喜いたしました。

 10時から布教区婦人会指導担当教務・本有寺の西村厚明師ご唱導のもとお看経をいただき、西村御導師と布教区長・山内良鷲師の挨拶の後、福岡御導師の講演です。講演のテーマは「佛立宗 ここが有難い―教え、御本尊、修行、ご利益、人生観」です。サブタイトルにありますように佛立宗の教え、御本尊について、世界三大宗教(キリスト教、イスラム教、佛立宗以外の仏教諸宗派)との比較を交えて、佛立宗の有難いところ、素晴らしいところを教えてくださいました。佛立宗はお釈迦様の教え通り、わが高祖日蓮大士の教え通り、仏力、経力、信力が和合することを信心としてきました。その自らの努力の仕方を易しく手ほどきくださったのが日蓮聖人であり、その教えを守っている佛立宗に出会うことは大変喜ばしいことだということが再認識できました。「自ら努力する」とは御題目を唱えること。御題目の有難さを知ることが佛立宗の信心。とにもかくにも御題目をとなえること。御題目にはパワーがあります。御題目をはっきり、リズムよく唱えることが大事です。イタリアの人もスリランカの人も御題目は自国の言葉に訳していません。「ナムミョウホウレンゲキョウ」の音のままに、はっきりと唱えることで分け隔てなく御題目のパワーは立証されます。つまりご利益はいただけるということです。

 御題目は自分の魂を浄化し、恨みやつらみを捨てさせてくれます。だから寂光浄土に行かせてもらえるのだと教わりました。佛立信者が一同に御題目を唱えることは「令法久住 自他安穏 同帰常寂」を目指し、達者でいようということだそうです。また、御題目を唱えると「縁の不思議」を感じるようになるそうです。ご信心をしている人の間で起こる偶然のことで、シンクロニシティ(共時性)と言います。佛立宗のご信心をしている人には必ずおこっている現象だそうです。このご縁の体験は、やがて「あなたも佛立宗のご信心をしてみませんか」ということにつながっていくと思います。この御題目が「佛立宗はありがたい」という心髄です。このことを忘れずにご信心を改良させていただき、宗外からも「なるほど佛立宗の信心は素晴らしい、ご信者も立派だ」と評価されるよう精進しましょう。

(廣宣寺信徒・本井淑子 記)