2019年02月01日

海外弘通だより~ブラジル編~ 吉川妙養師 日本留学研修中! 木更津・横浜・本山のご奉公を体験

来日中のブラジル教区の尼僧・吉川妙養師は現在、半年間の留学修行中です。
平成30年11月9日~12月9日までは木更津妙蓮寺、続いて横浜妙深寺、本山宥清寺、熊本長薫寺、豊中良風寺、大阪清風寺と日本を縦断した研修予定が組まれております。
妙養師は日系ブラジル人3世。ファッション系の仕事で中国へ出張するなどビジネスウーマンとして活躍しておられました。リッカルドという素敵なご主人のいる32歳。結婚後にご信心と出会い、現証のご利益を目の当たりにして随喜。ご主人の理解を得て得度されました。
ブラジルでは師匠の高崎日現御導師から髪の毛を伸ばしていいと言われているそうですが、剃髪している方がお教化しやすいと短いままにしておられます。
最初の研修寺院である妙蓮寺。期間中、特に木更津市社会福祉協議会主催「木更津福祉まつり」の参加と「妙蓮寺こども食堂」で活躍されました。福祉まつりでは妙蓮寺劇団エトセトラの寸劇に妙養師もダンサーとして出演、こども食堂では子どもたちのためにブラジルのデザートを作り大好評でした。29歳で得度された尼僧・妙養師の存在に全教講が刺激を受け、感激したそうです。竹村日愛ご住職は「日本でも尼僧の必要性を考えるべき」と感想を述べられています。
妙深寺では10席の教区御講に随行、ネパールから帰国したコレイア清行師と共にご奉公されました。御法門に参詣者一同が感激、ボウズヨガも初体験していただき、年末の大鏡餅つきのご奉公を終えて京都へ移動しました。
29日から本山宥清寺。翌30日朝に御講有上人にご挨拶。その後、年末年始の準備に入り、除夜法要、元旦会、元旦参詣と、全世界の教講が憧れる本山で新年を迎えられました。
千葉、鎌倉、京都とお祖師さまの御遺跡も巡りました。京都では粉雪の中で比叡山を登り、お祖師さまのご苦労を実体験させていただきました。また、四箇道場やブラジルと縁の深い寺院にもお参詣することができました。
佛立教育専門学校の授業が開始されると修学生と共に勉学に励まれました。特に御法門の授業では、基礎が何より大切だと改めて確認できたそうです。まだまだ学ぶことがたくさんある。ブラジルでのご奉公に活かしていきますと意気込まれました。13日には本山の御宝前で前座御法門を拝見され、成人式ではご講有上人の随身という濃密な1日を過ごされました。
妙養師からお手紙が届きました。
「ありがとうございます。12月29日に京都に参りました。本山で年末年始を過ごしたことは一生忘れられません。千葉、鎌倉と、様々な御遺跡へ行かせていただきました。日蓮大菩薩の人生がどれだけ困難に満ちていたか、どれだけの慈悲をもって私たちのために教えを伝えられたか、ずっと頭に残っています。京都で西行庵と比叡山に行けたことにも随喜しております。比叡山で初めて日本の雪をみました。
京都では日扇聖人の由緒寺院にも行かせていただきました。また、特に神戸佛立寺では感動いたしました。ブラジルの移民の最初の船が出発された神戸。旧神戸移民センターにも行きました。あの場所で茨木日水上人を想いました。
私のおじいさんとおばあさんもこの場所で大変な苦労をしたのです。両祖父母は昭和30(1955)年に神戸を出発したアフリカ丸に乗ってブラジルへ移民しました。祖父と祖母はその船上で出会い、結婚したのでした。当時の苦労を知り悲しくもありましたが、訪れることができて嬉しかったです。
1月11日には御講有上人とお食事させていただきました。猊下はとても優しくて、感動しました。13日には本山の御宝前で御法門させていただくことができました。緊張しましたが一生に1度のことと随喜しております。私は嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいです。この忘れられない経験をさせてくださった皆さまに感謝しています。ありがとうございます」。
妙養師は4月中旬まで日本に滞在し、修行をされています。是非お会いする機会があればお話をしてみてください。純粋なご信心に感激いたします。
佛立信心は万国共通。国内と海外と相互に刺激し合い、高祖ご降誕800年慶讃ご奉公に精進させていただきたいと思います。
ありがとうございます。