今回、財務部のご奉公を担当させていただきました三好正人です。
　今まで参加させていただいた青少年の一座は、青少年の向けのアトラクションと、青少年向けの御会式の内容でした。
　２日間開催のご奉公に携わった方は、開催日の夜も寝ずにご奉公されていた話も聞き、私がメインで携わることにとても不安に思っていました。また、参加した一座の後は、一座を参加するごとに新鮮味もなくなっており、次回は参詣するのはもういいやと思っている立場でもありました。
　今回、お看経の改良をしたら良いねという意見から、お看経メインで一万遍口唱をしようということでした。
　プレ大会を開催し、ＨＢＳＹメンバーと一緒に一万遍口唱をしたところ自分なんてできないや、と思っていた気持ちが一転し、なんとか達成できました。周りにいるメンバーのお看経の熱量に刺激されたのが一番の理由でした。達成感もあり、清々しい気持ちにもなり、今回の参詣者にもお看経の良さを伝えることができたらいいなと思うようになりました。
　その半年後、コロナウイルスが世界を襲いました。企画も、本山で全国の信者さんと一緒に、お看経もできる状況ではなくなりました。誰とも会話が直接できないので、どうやってお看経の熱量と良さを伝えることができるのか、不安の日々でした。
　ところがネット環境が普及してきたおかげで、国内・海外一緒にお看経することができるお計らいのもとで開催ができました。チャットの普及もあり皆さんでお看経をしている実感もできました。
　思い残していることは、一万遍のお看経をして直接、その熱量と良さを伝えることでした。そのため、１日でも早く本山へ佛立青少年が集まって、皆さんのご信心を感じながら口唱会ができることを祈って結びとさせていただきたいと思います。
　コロナウイルスが終息できない中、無事、第７回青少年の一座が開催され、良い企画だったねと感想をいただけた一座に携わることができたことに感謝を申しあげます。