ほんもんぶつりゅうしゅう
2021年12月01日
高祖会に併せ権大僧正日鏡上人御33回忌 記念事業も成就し1千名超える参詣が
去る10月24日、第10支庁・小倉不輕寺では令和3年高祖会に併せて不輕寺第3世・権大僧正日鏡上人御33回忌を、御講有日良上人をお迎えし「講有巡教」として、秋晴れの晴天のもと奉修させていただきました。 
当日は、高祖会第1座を本寺清風寺住職・西村清良師の導師のもと奉修させていただき、第2座を御講有日良上人導師のもと、日鏡上人御33回忌の法要を併せて門末有縁の教務、ご信者方、刈芽家ご親族の参詣をいただいての奉修でした。
 法要では、高祖会奉修の中、第33回忌の言上があり、遺弟・親族の焼香が行われました。また御法門前の式典では、御講有上人から弘通興隆費下附のあと、今回の報恩ご奉公の一環として取り組んだ記念事業の「本堂屋根瓦の葺替え改修工事」及び「教務宿舎新築工事」の施工業者に対して感謝状の授与が行われました。
引き続き、本庁随伴の広報局出版部長・前島日力師の挨拶、奉修局を代表して事務局長・田原篤氏より、報恩ご奉公の経過報告を兼ねて高祖会無事奉修の御礼の挨拶があり、最後に御講有上人より、日鏡上人のお教化に対する厚い志を忘れることなく、ご恩に報いるご奉公に精進するようにと、
「吾祖師のみこゝろをしり仕ふるを まことの御弟子旦那とぞいふ」との御教歌をいただいて御法門を聴聞させていただきました。
 日鏡上人の御33回忌のご正当は来年1月3日、当日までに報恩のお教化誓願達成に向けて、このたびの法要を契機として、思いを新たに教講異体同心で日々精進させていただく所存です。
 当日は、出座お教務35師、寺内参詣860名、他寺院参詣117名と、合計1千名を越える参詣で賑やかに勤めることができました。