ほんもんぶつりゅうしゅう
2017年01月02日
『寺号公称20年・新本堂開堂式を厳修 高祖会に併せて長年のご奉公実る』第2支庁 良風寺
第2支庁・豊中良風寺(住職・西村日要師)では、昨年11月19・20日の両日に亘り、高祖会・寺号公称20年・新本堂開堂式が奉修された。
良風寺は昭和56年、清風寺豊中別院として始まり、平成8年に信徒1,000戸を充実し「信現山良風寺」と寺号公称された。別院発足時より狭隘だった本堂を新たにすべく平成9年、新本堂建営委員会が発足し、4期20年の長きに亘る勧財ご奉公が進められた。
別院当初100坪だった敷地も、隣地購入等のお計らいにより700坪にまで拡大した。平成24年より具体的に新本堂建立の作業に入り、本年春より着工、10月末に落慶となったもの。
駐車場だったスペースに建てられた鉄筋四階建てのバリアフリーの新本堂は、1階の本堂に土足のまま参詣できるようになっている。3階には念願だった納骨堂も新設された。
11月13日午前7時から、住職・西村日要師導師のもと高祖御修行に先立ち入佛式が挙行され、御本尊、高祖大士御尊像が無事に奉安され、良風寺新本堂無事建立、佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃記念事業のご奉公無事円成の御礼言上がなされた。
11月19日、高祖会・寺号公称20年・新本堂開堂式第1日目は、午後2時より寺内法要の座として第一座を奉修。第二座は本寺清風寺住職西村清良師導師のもと奉修され、式典の中で、信要会幹事長・岡居日長師(代読・松本日就師)、
清風寺執事長・土元淳義師、清風寺事務局長・友寄一男氏(代読・米谷祐輔氏)、よりそれぞれ祝
辞が述べられ、良風寺事務局代表による新本堂建立経過報告の後、本寺清風寺から良風寺へ目録が授与され、奉修導師の訓示が述べられた。
翌20日、高祖会2日目は午前9時半より第一座・寺内法要の座を奉修。午前11時半より第二座が、講尊・梶本日裔上人導師のもと奉修された。式典では、信要会幹事長(代読・吉井日之師)、
北大阪布教区長・鈴木昌光師より祝辞が述べられ、事務局長・福原廣吉氏の経過報告の後、新本堂建設に携わった三和建設・住建設計・こびん工房へ感謝状が授与された。
その後、講尊・日裔上人より「うまれ来てみのりの為にはたさずば 何にをしまんいのちならまし」との御教歌で御法門を聴聞させていただいた。
また、両日共第2座奉修後、新設された3階納骨堂の開堂式も執り行われ、住職・西村日要師による奉修の様子が本堂内にライブカメラの映像として放映された。
雨天の予報を覆し両日共に見事に晴天のお計らいをいただき、出座お教務18師、寺内参詣710名、他寺院参詣250名の盛大裡の奉修となった。