ほんもんぶつりゅうしゅう
2018年12月01日
第6回青少年の一座 各支庁で趣向凝らし盛大に開催 2日間3部に亘り2ヵ所で  当初想定の約2倍の参加者で盛り上がる 第7支庁
去る9月29~30日、第7支庁の第6回青少年の一座が、宮城県仙台市郊外保温泉にある秋保森林スポーツ公園と秋保温泉ホテルクレセントの2ヵ所を会場に開催されました。
1日目の29日12時30分、大会実行委員長・三好信教師の開会宣言と共に青少年の一座、前日祭昼の部がスタートしました。
オープニングを飾るのは、和太鼓奏者原田和明さんの勇壮な大太鼓と、ピアノ奏者浅野託矢さんの即興ピアノ演奏。舞台上へはくんげ会員の皆さんも登壇して、会場内の皆さんと共に手拍子と太鼓のセッションが演奏されました。
続いて、広宣寺所属の東本大和さんによる「でん○ろう(?)東本の科学実験」。煙幕を段ボールに詰めて発射する空気砲が披露されました。
ここからは、会場内に設けられた工作・タイルアート・紙ヒコーキ作り・射的・輪投げ・ヨーヨーつり等の各ブースで体験イベントが開催となり、また同時にステージではフュージョンバンド「エミュージョン」の演奏が行われ会場内を大いに盛り上げていただきました。
14時30分からは、布教区対抗の玉入れ大会(対象子ども)と、綱引き大会が開催されました。勝利チームには、支庁より特別な「賞品」が贈られるとあって両布教区、容赦なしの真剣勝負が繰り広げられました。結果は、玉入れ・綱引きの総合点で南部布教区の勝利で前日祭昼の部の幕を閉じました。
前日祭夜の部は、ホテルクレセントに移動し交流の食事会です。まずは昼の部で優勝した南部布教区に支庁長から6,000万円が当たる宝くじが贈呈されました。続いて本庁より出向の柴田教信師とHBSYより倉持尚則さんからご挨拶、また乗泉寺・妙深寺よりご奉公いただいたスカウト会の皆さんからのご挨拶がありました。南部布教区長代理・秋山現信師より乾杯のご発声を頂き食事会がスタートしました。
食事会が終了し、青年会員の司会でお楽しみのビンゴ大会が始まります。今回は、支庁長始め支庁管内全御講師が景品を用意してくださいました。また、青少年が主役ということでビンゴカードは39歳以下の青薫会層のみの配布させていただき、次々と沢山の皆さんに景品が当たりました。
20時30分、交流会終了。参加者一同、楽しい時間を過ごさせていただきました。前日祭終了後、同会場に御宝前を建立。明日の一座法要に向けて最終の準備をいたしました。
30日は9時30分より青少年の一座法要の受付が開始。9時50分、御題目口唱で奉修導師をお迎えしました。小さなお子様がおられるご家族は和室大広間に映像と音声を中継し、メイン会場と一緒に御題目をお唱えしました。法要に先立ち秋山現信師より「無始已来の解説」の御法話をいただきました。
10時10分よりお看経の開始。約20分間、大きな声での御題目がホール中に響き渡りました。奉修導師の柴﨑日布支庁長の御法門では「いのち程大事なるもの又となし 如説修行をせんとおもへば」との御教歌で、命とは尊いもので命があってこそ何でもできる。御題目を唱えることも、人を助けることも、とお教えいただきました。
続いては青薫会員による信行体験談の発表。
幼稚園~小学校の部では、いわき妙運寺・加藤万乃愛さん、釜石慈念寺保坂心寧さん。中高生の部では、石巻耀護寺・豊嶋顕太郎さん、広宣寺八戸別院・東本文殊さん。18~39歳の青年の部では、福島佛立寺・黒澤唯一さん、盛岡広宣寺 小藤田遇さん、高校生までの子を持つ親の部では、仙台妙護寺・佐々木孝治さん、広宣寺・松川誠一郎さん
以上の方々より、ご信心、法灯相続の喜びなどのご披露がありました。
法要の最後に、妙護寺 渡部真央さん、広宣寺・大久保美奈さんからお礼の言葉の発表がありました。その後、妙運寺局長森川幸夫さんより「ワンコインtoワンボトル募金運動」について日頃のお礼と、いまだ被災地では安心して水道の水を利用で生きない人がいるという現状報告があり、今後とも募金活動の継続のお願いがありました。
最後に三好委員長の挨拶があり、全体での記念撮影後、ワンコインtoワンボトル募金運動が会場出口で実施され、多くの志が集まりました。
2日間にわたり開催された今回の青少年の一座は、全世代の参加者は220名、その内、青薫会層の参加者は106名。企画当初に想定していた参加者数のおよそ2倍の参加をいただきました。
このイベントをスタートとして、各寺院の青年会・くんげ会の立ち上げ、全家庭の法灯相続をめざしご奉公に邁進することをお誓いして解散となりました。参詣された皆様、準備・当日ご奉公いただきました皆様、ありがとうございました!
 (文責・柴﨑肇廣)