2019年01月01日

新春清談 講尊・小山日誠上人 報恩行のご信心に励もう!

――小山御講尊には恙(つつが)なく平成31年の新春を迎えられたことを、お慶び申し上げます。本年度は、高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃ご奉公の2年目に入りますが、宗内のご信者方へメッセージなどをいただけたらと存じます。

御講尊 全宗門人の皆さま、平成31年の新春を、お健やかにお迎えになられ、誠におめでとうございます。
昨年中は宗門、各支庁、布教区、所属寺院のため、結構にご奉公いただきありがとうございました。
今年もご一同さまがますます信心を増進され、ご奉公に励まれて、より良い年となりますよう、お祈りしております。

過去を大事にして
未来を一層良くする
今年は宗門として、特にいろいろと記念すべき年に当たっております。
古くは明治2年(1869)、開導日扇聖人が当時、法華宗妙蓮寺の一末寺であった宥清寺を、本門佛立講の学文所として借り受けられ、これが今の本山宥清寺となって150年目。
また大正8年(1919)に本門佛立財団が正式に認可されて独立の基礎ができ、加えて佛立教学院が開設されてから、ちょうど100年目。
そして、昭和24年(1949)に、戦後の佛立教学院が設置されて70年目。
宗門、本山、学校の歴史をちらりと振り返っただけでも、これらの大切な年に当たっています。
皆さまのお寺やご家庭でも、何か大事な節目の年に当たっているかもしれません。過去を大事にすることにより、未来を一層良いものとすることができるのです。各寺院の歴史、御住職、御教務さん方、そしてご先祖や先輩ご信者さんたちのご奉公のおかげで、私たちが今また素晴らしい新年を迎えることができた、そのご恩を忘れぬことが大事です。

知恩報恩の心で
信行ご奉公に励もう
「知恩報恩」とお祖師さまが仰せのように、自分が今こうして最高のご信心をお持(たも)ちし、幸福に暮らせるのも、父母、師匠をはじめ、あらゆる方々のご恩ということを深く感じて、それらに対してどのようにお報いたらよいか、年頭に当たってよくよく考えてみてください。
そうして今年は、その大恩に感謝し、少しでも報いさせていただく年だと心得て、1年を報恩行のご信心に励みましょう。必ず、今年は良い年になります。

最後に、開導日扇聖人の御指南をお示し致します。
「人と生まれて、この御題目にあいたるは運を開きたるなり。故に出世の第一とす。その上に信心堅固なるは、これに過ぎたる出世なし。位高く力強く金を持ちたるも、この大法にあわざる時には、しばしの夢にしてまことの楽しみにはあらず。」
(題目は開運出世の事・『日扇聖人全集』第17巻370頁)