ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年02月02日
埼玉・妙法寺 講有巡教による高祖会を厳修
昨年11月8日、第6支庁・埼玉布教区の御講有巡教として大宮・妙法寺(住職代務・杉本現隆師)において高祖会が盛大に厳修され、御会式に併せ同山第三世・僧正日説上人37回忌の言上もいただいた。当日は講有上人の他、お教務が23師、布教区9ヵ寺、門末2ヵ寺を合わせた他寺院からのお参詣者は113名、自坊は60名、ご奉公者を合わせ参詣数は196名を数えた。

 講有上人は御法門前のご挨拶で「本日は雨模様だが雨降って地固まると申すように、さらに素晴らしい発展のさきがけとなる事。また今までのご奉公に反省すべき点はないか、お互いに確認をして改良の一里塚にもなる」と御訓辞を賜った。

 また「開花運動4年目に入るが、正当は平成29年の4月1日。来年中(平成28年中)にご奉公の総仕上げを。埼玉布教区はその4月が慶讃参詣だが、それまでに開花運動達成の花を携えて、本山の御宝前へお参詣いただきたい」と述べられて、来年度末までにご奉公成就するようにとのお折伏をくだされた。

 御法門は
「折伏をする人ならば吾祖師の 乗うつります御弟子也けり」
の御教歌をいただかれ、お祖師さまと一体になるご奉公とは、日夜に折伏改良を重ね続ける信者になる事、と御法門くだされた。

 御法門に先立ち、一昨年9月に住職代務に就任した杉本現隆師は「就任翌年に講有巡教を迎えるという状況、準備の遅れもある中、とにかく異体同心・御題目口唱に頼るしかないと、一所懸命にやってきました。いま寺内のご信者も喜びが湧いてきていると思いますが、私たちは今日をゴールインとするのではなく、新しい妙法寺のスタートとして、これからも一所懸命、精進していきます」と挨拶した。

(寺本声説 記)