2018年12月01日

権大僧正日恒上人の第27回御忌を営む 2座にわたって教講1,100名を超える参詣 第2支庁本成寺

第2支庁・北大阪布教区・本成寺(住職・泉恒健師)では、去る10月28日、高祖会に併せて本成寺第6世・権大僧正 泉日恒上人の第27回御忌法要が、本現寺住職宮本日孝師の奉修の下、上人有縁の教講、ご遺族・ご親族、門末各寺院の代表、所属信徒など多数が参列して厳かに奉修された。
 日恒上人は、戦前の昭和3年、法華宗で得度され、立正大学を卒業後、若くして法華宗の尼崎学林(僧侶の学校)の教授に就任。しかし、昭和11年の国神不敬事件に関わったとされて学林の教授を辞任。昭和16年には高等警察に検挙される。その後、応召され、終戦と同時に復員された。宗門では戦前の法難を体験された御導師であった。
 戦後、法華宗から本門佛立宗が独立するに当たり尽力されて、佛立宗に移籍。昭和23年に本成寺の住職に就任。教学については、特に日隆聖人に造詣が深く、佛立宗の若手教務の育成学校である教学院の教諭を始めとして、教学院の後継である修学校の初代校長、継いで教育専門学校の校長を歴任された。
 校長退任後は、学校の特別講師として、また請われれば各地の寺院に赴かれて講義をされ、身体の続く限り後進の指導に当たられた。昭和59年には権大僧正に昇進され、平成4年11月28日、法寿86歳でご遷化された。
 遺弟は伊藤日学上人、本成寺先住・北村日鏡上人始め14師。開基は東大阪市に本泉寺がある。現本成寺住職の泉恒健師は孫に当たる。
 当日の法要は2座にわたって行われ、本堂右手に設けられた祭壇の前で奉修導師始め当山住職、遺弟代表、遺族親族、寺院代表等がお焼香を捧げた。特に2座目には遺弟代表・伊藤日学上人が挨拶され、奉修導師の御法門をもって法要が終了した。当日は、まさに秋晴れというべき晴天のお計らいのもと、有縁の各寺院からの代表者、寺内信徒等、教講合わせて1,100名を超える参詣であった。