ほんもんぶつりゅうしゅう
2020年04月01日
権大僧正佐藤日凰上人の一周忌を営む 乗泉寺巡教門祖会に併せて厳修
去る平成31年2月24日、法寿81歳をもって化を寂光へと遷された元・宗務総長、唱題寺第3世・歓照寺第3世・妙蓮寺初代住職、権大僧正日凰上人の一周忌が、ご遷化からちょうど1年目の2月24日、唱題寺の門祖会に併せて奉修されました。
この日は大本寺・乗泉寺住職・永江日盡師の唱導のもと、乗泉寺巡教として奉修され、奉修導師、当山住職・佐藤堅隆師、出座お教務と責任役員、事務局長が本堂にてお焼香を捧げられ、お参詣者は玄関脇に設えられた日凰上人の御遺影を掲げた焼香台にて、それぞれお焼香を捧げました。
またこの日は、歓照寺所属の元東京芸術大学講師で画家の金子信三郎氏より、日凰上人の肖像画が寄贈され、1階ロビーにて展示されました。金子氏には平成13年にも当山第二世住職・権大僧正日厚上人の肖像画を寄贈いただいており、今回日凰上人の肖像画も作成くださったとのことです。
当日は乗泉寺をはじめ、門末各寺院より多数のお参詣がありました。一方で新型コロナウイルスによる感染を懸念され、外出を控えられた方も少なくなかったようで、寺内のお参詣人数としては少々寂しいものがありました。
しかし翌日には、宗門よりウイルス対策のガイドラインとして御会式の規模縮小、延期のお話がありましたので、日凰上人一周忌の日程に影響がなかったのは幸いでした。
そしてこの日に合わせ、日凰上人のご生涯や、葬儀当日の模様、本庁・本山でのご奉公などを写真で紹介し、有縁の御導師方や寺内信徒などよりいただいた寄稿文を集めて「日凰上人を偲んで」という追悼誌が作成され、この日のお参詣者や寺内信徒関係有縁の方々に配布されました。