ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年01月12日
大阪・浄行寺 三拍子揃った講有親教を奉修 —猊下ご就任時から念願して実現—
去る11月29日、第2支庁・北大阪布教区淨行寺(住職・吉井日之師)では御講有ご親教の高祖会が奉修されました。

 ご親教とは宗制で定められた講有巡教と違って、いわば門末寺院が私的に御講有に三大会等をおつとめいただくことをいいます。御講有は年間スケジュールがご巡教、式典、会議、来客等で埋めつくされているために、ご親教をいただくことはほとんど不可能に近い状態であります。今回のご親教は当住が御講有の晋位晋山式典の時から念願して、やっと実現したのであります。

 佛立第18世講有日地上人には多くのお弟子がありました。御講有・日開上人と当住は日地上人の徒弟つまり同門、兄弟弟子であります。当住は恩師日地上人は元より、日開上人を最も敬慕申し上げ、公私にわたって永年ご教導いただきました。当住はそのご因縁をよすがとして、御講有日開上人ご在任中にぜひご親教をいただきたい旨をご無理を承知の上で懇願申し上げました。御講有のご任期もあと半年という時、淨行寺教講の念願がやっとかなったのであります。

 高祖会当日は平成27年度の教化誓願57戸のところ62戸成就寺内参詣目標605名のところ627名、そして晴天のお計らいをいただき、三拍子揃った高祖会を奉修させていただきました。淨行寺教講一同、御講有上人のお徳をいただいたことを随喜し、佛立開導日扇聖人御生誕200年慶讃、佛立開花運動推進に一層きばらせていただく決意を固めました。