ほんもんぶつりゅうしゅう
2016年02月02日
東京・光隆寺 高祖会に併せて第三十世日高上人13回忌を奉修 —七五三の成長御礼言上も—
昨年11月29日、第5支庁・光隆寺(住職・亀井日魁師)では、高祖会に併せて平成16年にご遷化された当山第三十世・僧正信聲院日高上人の13回忌が奉修された。

 奉修導師には、ご縁の深い八王子・清流寺住職の長谷川日堯師(佛立教育専門学校校長)をお迎えして、布教区の寺院・門末等からは教務17師(寺内5師含む)、ご信者は105名、寺内参詣は約180名で、晴天のお計らいの中、本堂一杯の御法味があがった。

 内陣向かって左方に日高上人の祭壇が組まれ、奉修導師はじめ代表者の焼香があげられた。参詣者は本堂脇の納骨堂に別途組まれた祭壇において御会式終了後、個別にお焼香させていただいた。七五三は七歳1名、五歳1名、三歳4名の7名が言上され、御法門の前にお祝いの飴などを亀井御住職からいただいた。

 奉修御導師の御法門は
「あだむともいとはでいはん妙法を あたら一人でたもつべきかは」
の御教歌で、人にとやかく言われてもそんな事を問題にせず、御題目のご利益を自分だけ独り占めせず、他の人の為にもどんどん伝えることが、大切な心掛けであるとお示しくだされた。

(寺本声説 記)