ほんもんぶつりゅうしゅう
2012年07月01日
第7回[2012年7月号]
平安時代の42年間(1086〜1129)にわたり院政(政治)を行い、権力を持った白河法皇は、比叡山からの強訴(本尊を担いだ法師 、僧侶達が自分たちの意見を押し通す行い)に悩まされました。その有様を、
「私の思い通りにならないことが三つある、賀茂川(京都市内を流れる川)の水の流れと、サイコロの目と、山法師(比叡山のこと)」
と言ったんだよ。