ご利益体験談

ハトコの主人が末期ガンと聞き すぐに御本尊を奉安 葬儀も当宗で 第5支庁 乗泉寺 信徒

ありがとうございます。

 昨年のお教化のお計らいのお話をさせていただきます。

 昨年は開導聖人ご生誕200年慶讃・日慶上人御十七回忌正当の年、例年通り、弘通年度が変わって直ぐに教化誓願をたてさせていただきました。

 近年、寒参詣や夏期参詣は、平日は近所の清雄寺、休日は乗泉寺へお参詣しての皆参でしたが、報恩の思いで乗泉寺皆参を決定致しました。

 寒参詣後は月初めの祈願朝参詣週間やお掃除当番日、開門参詣強調日等は、渋谷への朝参詣を心掛ける様になりましたが、平日はお寺参詣しない日もありました。家族揃ってお参詣させていただいた4月の本山の慶讃法要を機にお教化成就の朝参詣を決定し、夏期参詣は朝参詣で皆参することができました。

 9月末の世田谷別院の御総講で御導師から弘通年度残り62日、また翌日10月1日の御総講では残り61日との激励をいただき、襟を正す思いでカウントダウンしながら朝参詣に励んでおりました。

 1011日、いつも通り朝参詣後、職場に着き携帯電話を確認すると、数年前に携帯番号を交わした東浦和に住んでいる父方の本家、ハトコのお姉さんから【変わりないですか? おじちゃんは体調どうですか】と、ショートメールが入っておりました。

妙に感じ、直ぐに電話してみますと、ご主人がガンで闘病中との事でした。私は勤務中で長話もできないので、母に事情をきいてもらい、その日の前助行で連合の皆さまに正法帰入のお助行をいただきました。

 翌朝・12日の開門参詣奨励日に開門参詣でハトコ、ハトコのご主人の正法帰入のご祈願をあげて勤務後、深夜に母と一緒に入信証と御供水を持参して、一時退院中のハトコのご主人宅へお見舞いに伺いました。

大して面識もない(51歳の)ご主人から進行ガン末期での発見で手術ができない事やご両親のご回向ができていない事等、ご主人の身の上話を伺い、御本尊御奉安をお勧めすると直ぐにでもお迎えしたいとの意向でした。

ご主人は、抗ガン治療の自宅療養中で体力が無く、両膝下が過度の浮腫(むく)みで歩行困難な状態の為、ご自分の代わりにハトコに15日に乗泉寺へお詣りして御本尊様をお迎えするよう頼まれました。また前夜に、ご主人が自分もお寺へお詣りしたいから車で迎えに来て連れて行って欲しいとハトコから連絡がありました。

15日の日曜日にはハトコ夫妻、中学2年生の次男を共連れ朝参詣し、お受持ちの金澤照念師にお折伏していただき、午後、無事に御本尊御奉安いただきました。日慶上人御十七回忌の1週間前で御法様からのお計らいと感得しております。

 ご奉安翌日ご主人は両足の浮腫みがとれ介助無しで立ち上がれるようになるお計らいをいただきましたが3日後、肺炎で再入院し111日に退院されました。その後、116日に腹水が溜まり体力低下のため再度入院となり、ハトコと次男で予定していた高祖会のお参詣は叶いませんでした。入信から1か月後の1115日、緩和ケア病棟に移られ、食事も御供水も飲み込むのがヤットで、いただけていない容態との事。

 19日、懐中御本尊様をお供し御供水を持参して病院へお見舞いに伺いました。ベッドの上のご主人のお腹は腹水でパンパンに膨れ上がっていましたので、お腹を擦りながら御題目をお唱えしていると、サプライズで宮城県からお友達2人がお見舞いにみえました。

私が彼の手を握って、「また来ます!」と言うと「ありがとう。もう帰っちゃうの?」と名残惜しそうに言われたので、「また、お寺から御供水いただいて来ますね!」と言い直すと、目頭を熱くして「ありがとう」と言われ病室を後にしました。

 入信40日目の1123日、母と故・荒川昌丸氏の枕経から帰宅すると、父から彼の訃報が入った事を聞き、母と一緒にご主人の枕経へ駆けつけました。彼が入信したことを知らない彼の弟と長男に、彼が生前、最後に求められた御題目なので、この御題目でお見送りしたい事、また弔問者にもお唱えいただきたいとお伝えし、ご回向させてもらいました。葬儀にいらした宗外者がご回向のしおりを手に各々が大きな声でお唱えする御題目を聞き、感無量になりました。

 弘通年度も変わり日常信行に励む中、その後、深夜にお助行に伺うと二人のご子息は、ハトコと一緒に後ろに座って大きな声でお看経するようになりました。

また彼の六七日忌に当たる1月3日の初総講には、ハトコ、次男、嫁いだご息女が2歳と2ヵ月の2人のお孫さんを連れて初めて乗泉寺へお参詣され、勿体なくも御導師からお年玉を頂戴でき、有難く、感謝の念でいっぱいになりました。

 高祖ご降誕800年慶讃のご奉公成就に向けて、つづれ織り運動、ひとりひとりの仏縁を懇切丁寧に育成ご奉公に邁進してまいります。

 本当にありがとうございました。