ご利益体験談

森田兼夫さん(大阪府堺市・玉泉寺)が瑞宝双光章を受章

— 長年の文化財保護活動の功績を賞し —

 
 第2支庁、南海布教区玉泉寺(住職・梅田現昌師)所属の森田兼夫氏がこの度、瑞宝双光章をいただかれました。
 
 瑞宝章とは、公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた方に報いるために設けられた国家の褒章で、通例では年2回、春と秋に叙勲されますが、それ以外に毎月1日付けで高齢(満88歳)の方の叙勲があります。
 
 森田氏は長年、小学校の教職にあり、昭和61年に小学校校長を退職後、堺市埋蔵文化財センターに嘱託として勤務され、その後は大阪府文化財保護委員、堺ボランティア協会顧問として現在も活躍されています。
 
 大阪府の堺市は、世界最大の仁徳天皇陵があり、堺市を含む大阪府南部は古代遺跡がそこかしこに散在しています。森田氏は教職を退職された後、その埋蔵文化財を保護し、広報活動を通じて広く一般の人々に認知していただく仕事を、ボランティアでされており、他府県や海外から見学に来られた方々の案内や解説、また最近では、その解説員を認定する仕事もされています。88歳の米寿を迎えられた本年、その長年の功績に対して国から叙勲されたものです。
 
 森田氏は昭和24年から、堺市の浜寺石津小学校に教職員として勤務。当時の住まいは大阪北部の豊中市で、電車を乗り継いで通勤されていました。その小学校の父兄に玉泉寺のお住職夫妻(二世梅田日仁師)がおられ、そのご縁で昭和25年に入信。恵美子夫人と結婚後は、奥さんの実家がある堺市に居を移してご信心に励まれてきました。
 
 森田氏は、玉泉寺の事務局長を通算6度、弘通部長を3度受けられ、現在も責任役員と組長のお役をいただかれてご奉公中です。
 
 宗門では、平成4年から4期連続で宗会議員としてご奉公され、13年からは宗会信徒会長、宗門改革委員会副委員長を歴任。本庁教務局では修学塾の教科書作成委員。また、支庁では総務参与のご奉公をされ、平成17年には宗門から、特一級功労賞として清勲大居士号を拝受されました。
 
 森田氏の長男・宏治さんは、西宮在住で廣宣寺に所属され、長女・陽子さんもご信者と結婚されて、それぞれ法灯相続され、今や森田家三代目のご信者を育成中です。
 
 玉泉寺では森田氏の発案で、この度のお祝いをご弘通ご奉公でお返しさせていただこうと、お寺で「堺と大阪の歴史を探る」と題した文化講演会を、森田氏が講師となって催し、一般の人々に呼びかけて、お寺に来ていただき、ご縁を結んでいただこう、とのご奉公を勧めています。開催は9月20日午前10時からです。お近くの方、また大阪の歴史に興味のある方は是非ご参詣下さい。
 
 今後益々のご奉公精進と、玉泉寺の隆昌発展を祈念致します。