ご利益体験談

祖父からの相続のご縁を有難く 親子でお寺へ共連れ参詣することが大事 第6支庁・妙玉寺 寺山由貴子

ありがとうございます。私は大宮・妙玉寺の寺山由貴子と申します。本日は、法灯相続についての「弘通促進大会」ということでお話をいただきましたので、僭越ながら少しお話をさせていただきます。
 私の家は母方の祖父が初代信者として小倉・不輕寺で入信、母が2代目として法灯相続し、母は父との結婚が縁で大宮・妙玉寺に移転、ご信心をさせていただくことになりました。ちなみに父は祖父に教化された形でご信心を始めました。私は就職の際に母を教化親として3代目となりました。
 私のご信心はといえば、小さい頃、毎朝5時30分に両親と共に家を出て、お寺参詣に励んだことが始まりです。極寒の早朝はとても辛かったことをよく覚えています。当時は両親共働きでしたので、薫化会の活動には小学生の頃から自分で電車とバスを乗り継ぎ、サマーキャンプも1人で参加していました。
1人っ子の私にとって、親がいない気楽さと青年会のお兄さんのたくましさ、お姉さんの優しさと、同年代の友達とワイワイ騒いで遊べることがとても新鮮で楽しかったからです。
 またご信心のことを子供目線でわかりやすく教えてもらえることも多く、お数珠や拍子木の正しい持ち方や法鼓の叩き方などたくさんのことを学ぶことができました。そしてその経験を生かし、中学生の時には御会式で法鼓係のご奉公もさせていただきました。
 高校も川口・照妙寺から徒歩10分の場所にありましたので、お参詣はさせていただいたものの、部活やバイトに忙しくご奉公や布教区の活動から少し遠ざかってしまった時期もありました。
 それでも高校受験の時や就職活動の時にはご祈願をさせていただき、やはり私にとってご信心は必要不可欠なものとなっていました。お寺やご信心というものがごく当たり前になっていましたので、社会人になった節目には躊躇なく法灯相続させていただく運びとなりました。
 その後、結婚して5年後に長女の夏七恵を授かり、2年後に長男の春希が生まれました。
 その頃は妙玉寺に薫化会がありませんでしたので、舛田御導師から、小さい頃から親子でお寺へお参詣することが大事なので「お母さんと子供の会を作りたい。手伝ってほしい」と言われ、「できる限りでよければ」という形でお引き受けしました。
布教区薫化会の活動等には進んで参加させていただきました。春希に至っては離乳食も食べられない赤ん坊で夏七恵も幼稚園に入る前から毎年、子供御会式やみんなのつどいには進んで参加していました。
 現在の新井御導師との出会いは次男の柊司が生まれた頃でした。程なく御導師と奥様のご尽力で妙玉寺に「音楽隊」という会が発足致しました。薫化会が再び始動したのです。子供たちは音楽隊の活動があれば喜んでお寺へお参詣するようになりました。
法鼓の練習が始まると長男の春希が法鼓にもの凄い興味を持ち始め、自宅でも一生懸命練習するようになりました。その後、ちょうど弘通促進大会が妙玉寺であるからやってみなさいとお声がけいただき、初めてご奉公をさせていただきました。春希が5歳の時でした。
それから今に至るまで約8年の間、御会式で青年会と共に法鼓のご奉公を続けさせていただいています。1年前からは弟の柊司も法鼓のご奉公に加わりました。
昨年の高祖会では、父は外部の運転ご奉公、母はお看経係、春希・柊司が法鼓で、夏七恵がプラカード係、私はお給仕係と家族全員3代でご奉公させていただけるまでになりました。
 今思い返せば、舛田御導師の「子供の頃からお寺にお参詣すること」というお言葉で「親子の会」をお引き受けしなかったら、特別責任感を感じることもなく、そこまで活動していなかったかもしれません。
 そして今現在、もし妙玉寺に音楽隊がなかったら夏七恵・春希・柊司はどうなっていたでしょう。全ては祖父からの相続のご縁があったからと有難く感じています。
 そして更なる信心改良を目指して寒参詣・夏期参詣で皆参を目指すようになったのは、私の転勤がきっかけでした。昔、母が電車と徒歩で私を連れ立ってお参詣したのだから、車が運転できる私ができない訳がないと一念発起し、子供たちも連れ立ってお参詣を始めました。
確かに毎朝5時30分に起床してお寺へお参詣するのは大人の私たちでもしんどくなることがあります。子供たちも前日夜遅くまで塾があったり毎日の生活の中で、後半になると疲労感も垣間見えてきます。
 最初は揃っての皆参はできませんでしたが、次の寒参詣では父が部長をお引き受けすることになりました。総祈願で「家族総参詣促進」とあるのに部長の娘である私が家族総参詣できないとまずいでしょ! と思い頑張りました。
 日頃、子供たちにはお参詣の大切さをよく話して、なだめたりすかしたりして、ついに去年の夏期参詣で家族総参詣で皆参させていただくことができました。そして4日前に終了した今年の寒参詣も家族全員で皆参することができました。もちろん一筋縄ではいきませんでしたが、お寺にお参詣することが大事なこと、いや当たり前のように感じる子に成長してほしいと思っています。
 今は有難いことに子供たちは自治会のクリスマス会よりも、お寺の音楽隊の活動の方がいいと言っています。お寺の受け入れの器も大事ですが、やはり親がお寺に共連れで来るということが一番大事な部分だと思っています。
 この先は……まだまだ私がどれだけ頑張れるかに掛かっていると思いますが、お参詣の大切さや素直なご信心を持ち続けてくれるように、子供たちも切磋琢磨しながら互いに声がけして縦の糸を繋げていってほしいなと願っています。
 ありがとうございました。