ご利益体験談

大難を小難にの御利益いただく 隣家から出火するも類焼を免れる 第八支庁・信照寺 北口千恵

昨年、隣の家の火災で危うく類焼するのではないかと思われたことがあり、大難を小難にというご利益談をお話しさせていただきます。
 昨年、令和元年9月7日早朝3時頃、寝室の2階で熟睡していたところ、「ガヤ、ガヤ」と騒々しい叫び声や物音で、ぼんやりと目が覚めました。
 ふと、窓を見ると真っ赤に輝いていました。恐る恐る窓越しから外を見ると古物商である隣家が燃えているではありませんか。バーンという破裂音やバリバリという家が燃える音が響いて、一瞬恐怖の底へ突き落とされた思いで「大変だ」と、とっさにパジャマ姿のまま、サンダルを引っかけ慌てて外へ出ました。
 避難のため近くのコンビニの前へ行くと、数人が心配そうに状況を見守っていました。
 まもなく消防車が来て放水を始めました。火と水が入り混じって、まさに地獄の様相でした。私は寒さと恐怖心から身体全体が震えていたのを覚えています。
 自宅の御宝前が被害にあいませんように、自宅に燃え移りませんようにと、いつの間にか御題目を唱えていました。そばにいた人たちもあまりの恐怖心からか、私の声につられて一生懸命、御題目を唱えはじめていたのです。
 4時間ほど経って下火になり、消防士が北口さんの屋根裏にも火が入っているので水をかけておきますとの事。
 鎮火してから2階の屋根裏や外壁の1部が焦げ、壁の中の柱が焦げて炭になっていたと消防士から説明を受けましたが、それも家全体から見ると、ごく1部であり大事に至らず、大きなご利益を頂戴しました。
 まだ焼け焦げた臭いの漂う中、すぐに御宝前の前で御礼を申しあげました。
 夜が明けてよく見ると、1階の風呂場のガラスが割れ、高熱で樹脂製の窓枠が溶けて原型を留めていませんでした。
 隣家は店舗が国道5号線に面しており、細長く裏小路まで伸びている建物で、出火場所は裏側の住宅部分が最も激しく燃え、住宅裏の車庫にあった車も全焼の有様でした。 
 私の家とは3~4メートルしか離れておらず、大きな被害があっても不思議ではありませんでした。
 私の家の反対側の家は丸焼けでした。もしも目覚めが遅れていたら、もっと強い風が吹いていたらと思うとゾ~ッとします。
 数日後にはご信者さんの青木工務店さんに家の修繕をしていただき、普通の生活に戻りました。
 少なからず毎日のお看経とお寺の台所のご奉公をさせていただいていることで、御法様に助けていただきました。
 私は怪我ひとつなく、今後もご奉公させていただけることに感謝をし、体の続く限りご恩返しのご奉公をさせていただきます。ありがとうございました。