ご利益体験談

御戒壇建立を決定して、我が家購入の御利益

第9支庁・松風寺 谷村麻記子さん(仮名)
 
 
 ありがとうございます。平成5年の夏期参詣が始まって間もない頃のことでした。大阪の妹から電話があり、母が引越しをするので手伝って欲しいと言ってきました。そのとき妹が、自分も新しい家に引っ越したという話しをしましたので、「いいなぁ。私も自分の家がほしいなぁ」と言いますと、妹は「それなら姉さん、御戒壇を買わせてもらうといい。それも、なるべくいい御戒壇を買わせていただくと、御宝前さまをお迎えするのに相応しい家を、御法さまがくださるよ」と言います。
 
 当時、私は借家に住んでいて、家が狭いので、御講もお寺の部屋をお借りして勤めておりました。家を買うといってもお金があるわけではありませんので、妹に勧められてその気にはなったものの、冷静に考えれば夢のような話です。そこでとりあえず、御戒壇をお迎えできるような、広い借家を探すことにいたしました。
 
 ところが、不動産屋を何軒訪ねても、いい借家は見つかりません。やがて私は借家探しをあきらめ、我が家の御宝前さんに、「私のご信心が至らないばかりに、仏さまにお住まいいただく家が見つかりません。この家を綺麗にして、御戒壇をお迎えさせていただきますので、お許しください」とお詫び申し上げ、御戒壇をちゃんとお迎えさせていただいてから、もう一度初心に帰ってご信心をやり直そうと考えたのです。
 
 このことを電話で妹に話し、「もう、家を探すのはあきらめた」と言いますと、妹は「姉さん、良い御戒壇を買うたんか」と聞きます。私が「まだや。御戒壇をお迎えする家をまず探そうと思うたんや」と答えますと、「それは逆や。良い御戒壇をお求めする信心があるから、お迎えする家の御利益もいただける。良い御戒壇やったら、借家ではなく、自分の家を持てということやから、まずは御戒壇をちゃんとさせていただいて、それから中古でもええから家を探したらどうか」と教えてくれました。
 
 そこで早速、お寺で御戒壇の相談をさせていただき、また不動産屋さんへ行って中古の家を探してもらい、今の家が見つかったのです。
 
 しかし、ここでもう一つの問題が持ち上がりました。ローンを組むための銀行の審査で、なかなかOKが出ないのです。そんなとき、兵庫県に行っている息子から電話があり、「家族で松山に戻ろうと思うので、大至急、住む家を探して欲しい」と言ってきたのです。私は、「これは息子の家族にご信心をお勧めするチャンスだ」と思いました。そして一生懸命に息子夫婦にご信心の大切なことを話し、入信の約束を得ることができたのです。
 
 銀行から、審査がパスしたという連絡が来たのは、無事に信行相続ができ、安心して息子たちの家を探してやり、家が見つかったので、いつ帰ってきても大丈夫だという連絡をした2日後のことでした。このときほど、お教化が大事だと知らされたことはありません。
 
 こうして平成6年の2月に今の家に引越しをし、3月の初めには無事に御戒壇を建立させていただくことができました。このときは、御戒壇の購入や家の頭金などの費用的な部分も含めて、数々の御利益が重なり、私が家を持つという考えもしなかった大きな御利益をいただいたのですが、この体験を通して、私は改めて妹の折伏を受けて御法さまのお住まいの御戒壇をきちんとさせていただいた功徳と、お教化の功徳の大きさを知ることができたのです。
 
 いつまでもこのときの喜びを忘れず、御宝前さんへの精一杯の真心を込めて御奉公に務めさせていただき、ご恩に報いたいと思っております。ありがとうございました。
 
平成15年9月21日発表