ご利益体験談

第5支庁開化運動推進大会で発表 開導聖人ご生誕200年!佛立開花運動の必成に向け励もう 冊子やパンフレットも活用し 教区への促進助行で教化成就を期する 第5支庁乗泉寺 濱 重信

ありがとうございます。

私は乗泉寺弘通局ひろめ会主事のご奉公をさせていただいております濱重信と申します。どうぞよろしくお願い致します。

 乗泉寺における「お助行による開花運動促進について」お話させていただきます。

 佛立開花運動も残すところあと1年となりました。お教化の花・正宗徒増加の花・役中後継者養成の花―この3つのお花を咲かせる運動も、そろそろ大詰めとなって参りました。

 乗泉寺では、昨年の1125日の28年弘通年度締め切りの時点で、

1.教化の花 57.5

2.正宗徒増加の花 84

3.役中後継者養成の花 115

以上が目標に対しての達成率です。どれも大切な目標ですが、何といってもお教化の花を1つでも多く咲かせることが最重要であることは言うまでもありません。

 乗泉寺では毎年、5月と10月に教化未成就教区に促進の為のお助行を実施しております。この促進助行の実施は、かれこれ10年近くになりましたでしょうか。未成就の教区の意識向上につながればとの目的でさせていただいております。

 促進助行の受け入れ教区は、次の3つのタイプに分かれると思います。

1.喜んでお助行を受け入れる前向きな教区

2.お寺の要請なので義務的に受ける教区

3.お教化ができないのでお助行を自分達の懲罰と受け止める教区

大別すれば以上のタイプに分けられますが、いずれに致しましても、お教化成就となっていただくことが一番大切ですので、受ける側の皆さまに如何にしてその気になっていただくかが促進助行の第一の目的であると思います。

 促進助行の実施要綱はおよそ次のようになっております。

1.お看経(30分)

2.激励懇談会(60分位)

3.御講席より激励

4.質疑応答

以上のような構成です。

 受け手の教区側には教化誓願簿を用意してもらいます。御講師がそれを読み上げます。出向する弘通局側は責任者1名を含め局員および各教区の弘通委員、御講師を含めて7~8名の構成で伺います。

 促進助行が始まると、まずお看経の後にお教化についての各自の思いを述べていただきますが、内容については後述します。

 昨年の10月、2回目の促進助行では、8月の頃より未成就教区をリストアップし、9月末に最終チェックの上、お席を決定しました。

 以後、成就できた教区は候補より外していきます。候補教区の一覧表を作成して伺う教区名・場所・日時・交通アクセスなどを作成して、伺う御講師名も一覧表に記入します。

 9月末に候補先が決定したら、責任者は出向教区の席主さんと連絡をとって、日時・人数・御講師名を伝えます。なお、9月の25日より朝参詣終了後のご披露で毎朝月末までご披露を続けます。各教区の弘通委員の方にお助行参詣を促すことが目的です。

1030日までの1ヵ月間、リスト教区の中で場所や都合の良い日を選んでいただいて出席覧に氏名記入してもらいます。先方の教区の参詣者数も弘通局の責任者が把握しておきます。

 開花運動も大詰めということもあり、20数教区に伺う訳で、今回は、ほとんどの御講師がこのお助行に参加いただきました。

 そして、弘通局では、小冊子とパンフレットを用意いたしました。

小冊子の内容は『これなら言えるかナ』というタイトルで、お教化をする為に声をかけると、抵抗もなく入信されるケースはごく稀であり、必ずといって良い程「断り文句」が返って来るものです。そんな時に「断り文句」に対して、あらかじめ答えを手短にまとめた小冊子です。

 一例をあげますと、息子がいじめにあっている人に対して「お寺のおしゃべりサロンには、縁づくり運動のパンフレットがあり、その中に成功例があります。是非一度お寺に行きましょう」

 友人に対しては「久しぶりだから代官山で食事しない? (お寺の前を通り)ここが私のお寺なの、ちょっとお参りしていかない」

 その他の断りには「お金が掛かる」「家族が反対する」「宗教には興味がない」「宗教は年寄りのすることだ」等の断りがありますので、それらへの返答例も示されています。

 ホンの一例ですが、何も返答できないよりあらかじめ答を持ち合わせていれば、自信と安心につながり相手に対する印象も良い方向に変わると思います。

 次にパンフレットは昨年の7月頃に出来上がりました。因みに私は弘通局のパンフレットの管理を仰せつかっております。正門の左側出口脇に通行中の一般の方に自由にお持ち帰りができるよう添え書きされた箱を用意しております。天気の良い日は減りが多いようです。

 本題に戻りますが、パンフレットの表紙には本堂入口より見て左側の窓の風景が映し出されております。開きますと教務館の屋上から渋谷駅方面のビル群。そして、大都会の真っ只中のお寺という印象と、その喧騒とは真逆の落ち着いた境内の様子が対照的になっております。

 次のページには乗泉寺の由来と、棟方志功画伯の鉄板画の「花は根にかへり真味は土にとどまる」というお祖師さまのお言葉が示されております。

 次に本堂の正面の全景や、ご信者の参詣の様子が映し出されております。

 私はお助行に伺った時、パンフレットをお声がけの一助にしてもらうようにお願いしました。

 助行内容に戻ります。お看経30分が終わりますと、それぞれお教化について、意見を述べていただくわけですが、未成就の教区の方の発言は控え目なのが普通ですので、ここでは司会者が場の雰囲気を察知して、場を盛り上げることが重要となります。

弘通局のほうから自分の成功例や失敗談を披露したり、他の方が発言しやすいように話す人を指名します。その為、事前に指名する人と打ち合わせておいても良いでしょう。要は未成就教区の方の発言を促さねばならないからです。一旦、話が弾みますと次々と意見が出るようになり、場が盛り上がります。

 最後に御講席より激励をいただきます。これは皆の励みになると共に、お教化成就の道標になります。その証拠に最初はいぶかしがっていた皆様も次第に目つきまで変わってきます。そして、前向きになり最後は、是非お教化をするのだという気になってくるようで、そのことは明るい態度ですぐ分かります。

 盛り上がりますと予定の時間を遥かに越えていることもしばしばありました。

 内容の記録は弘通局側、受け側双方で感想文を記します。出席人数と経過記録も取ります。教区側の感想文は後程、弘通局に提出願っております。

 私自身弘通局員として、四ヵ所に向いましたが、その中で一番印象に残った話を本日はさせていただきます。

 1030日のお助行の時でした。私が司会を勤めさせていただき、30分のお看経の後に皆さまの意見が活発になるようにと思い、私は長男の法灯相続の話や、お教化を成就した他のご信者さんとの話をさせていただきました。私から教区弘通委員として参加されていたA子さんに話を振りました。何故なら当日のA子さんの雰囲気が良かったと私は思ったからです。

 A子さんは、パンフレットの活用について次のようなことを実行しましたと述べられました。

 毎年、年賀状をやり取りしている友人の中からやり取りが30年続いている方、20年の方、10年くらいの方の各段階に分けて、いつも年賀状の印刷だけでなく手書きで近況やら他の添え書きをしてくださる人を厳選して10名の方に、一度、乗泉寺に来てみませんかと、パンフレットを同封した書簡を送り問いかけたところ、そのうち3通のお返事が来たそうです。

野球でも3割バッターはそんなにいないのに返信率3割とは私もびっくり、すごいことだと感心しました。

 その1通は「今は幸せにしているので大丈夫です。でもお手紙ありがとう」とのことだったそうです。

 2通目は友人ではなく、その方のご主人の返事で「家内は脳梗塞で臥せっていますが、いつも年賀状ありがとうございます。快復したらまた会いたいと申しております」との返信だったそうです。

 3通目は、今度お寺で会ってみましょうという返事でA子さんも大変喜んでおられました。A子さんのことですので、これを機に下種されることと思います。どうぞ焦らず慎重にお勧めくださってお教化成就するようお祈りしております。

 中々話をしても聞く耳を持たぬ人が多い中に大変すばらしいことだと思いました。

 お教化のためパンフレットの活用についてこれほど真剣に考え、実行に移された方がいることを知って目の前が何だか明るくなったように思ったのは私1人ではなかったのでしょう。しばらくの間、拍手が鳴り止みませんでした。

 私共にとって最大の目標であるお教化成就の為に、全信徒が心掛けることは創意工夫のうえ、何としても達成するぞと言う信念を持つことだと思います。

 慌しい助行の1ヵ月も終わりました。お伺い先の教区全部がその後、成就とはいきませんでしたが、お陰様をもちまして促進助行期間中に、その他を含め11個のお教化ができましたことをご報告して終わりとさせていただきます。

ありがとうございます。