ご利益体験談

謗法物を払い、お懺悔のお看経中に娘が誕生 —寒夏参詣に頑張っています—

第5支庁・妙泉寺 関口媛花乃さん
 
 
 私は、小学校3年生の時から、お寺の寒参詣と夏期参詣にがんばってお参りしています。小さい時に、おばあちゃんと何回かお寺に行ってたけど、くんげ会に参加するようになって、寒参詣や夏期参詣のことを知って、何か良いことがあると思ったので、がんばろうと思いました。
 
 朝いつもより早く起きるのが大変で、ママに起こしてもらって、毎日学校に行く前に1人でお寺に行きました。お寺までは歩くと少し遠いので、自転車で行きました。学校では、ランドセルを持ったまま自転車に乗るのはダメなので、学校の近くにあるおばあちゃんの家にランドセルを置いてから行きました。帰りは、またおばあちゃんの家に寄って、遅刻しないように学校まで走りました。
 
 毎朝自転車に乗っているところを友達に見られて、学校でウワサになったり、何回か学校を遅刻したけど、御法様とお寺のお参りをがんばることを約束したので、どんなことがあってもお休みをしないと決めていました。
 
 途中で自転車がパンクしたことがあって、お寺までは行ったけど、時間がなくなって、本堂でお参りできなかったことがありました。そのときは、お寺に自転車を置いて、急いで走ってランドセルを取りに行って、学校に行きました。でも、その日のうちにお寺のおじさんがパンクを直してくれて、次の日にはまた、お参りをすることができました。
 
 夏期参詣の時、お参りをがんばって続けていたら、お母さんの会社でディズニーランドのお泊まり券が当たりました。とてもうれしかったけど、私はお寺をお休みしたくなかったので、あまり行きたいと思いませんでした。ディズニーランドに行く日の朝は、家族でお寺にお参りをしました。次の日は帰りが夜遅くなるけど、帰ってきてからお寺に行こうと思っていました。でも、疲れてできなかったので、とても残念でした。
 
 次の寒参詣は、ぜったい皆参しようと思っていたけど、雪がたくさん降って、やっぱり1日だけお寺に行けませんでした。いつも1日だけお休みになってしまって、まだ一度も皆参できていないので、今度の夏期参詣はぜったいがんばりたいです。
 
 お寺に行くと、いろんな人が声をかけてくれます。1ヶ月間お参りをがんばったあとは、大変だったけど楽しかったといつも思います。
 
 ふだんはくんげ会の行事がある時にお寺に行っています。くんげ会では、学校と違って遠くに住んでいる友達と遊べるから楽しいです。たまに、学校の友達にお寺の話をすると、みんなもお寺に行ってみたいというので、友達と一緒にお寺にお参りすることもあります。
 
 新しいお家ができて、おばあちゃんの家から引っ越したので、もうすぐうちにも御法様が来てくれます。これからもお参りをがんばって、アトピーが良くなるようにお願いしようと思います。
 
 
【誕生のエピソード】
 
 関口さんご一家は5人兄弟です。一番上が20歳のお兄さん。その下が中学2年生のお兄さん。そして媛花乃(ひめかの)ちゃんと、その下に小学1年生のちゃん。一番下が保育園のくんです。寒夏参詣の時は、お母さんのさんが子ども三人を連れて朝参詣に頑張っています。自転車の前後に子どもを乗せて、媛ちゃんが自分で自転車に乗ってのお参詣です。朝の忙しい中を子どもを起こして、ご飯を食べさせてのお参詣ですから、お母さんの苦労も大変だろうと思います。本当に有難く、いつも随喜の思いで見守らせていただいています。
 
 そんな関口さん一家ですが、特に媛花乃ちゃんのご信心への思いは強く、家族を引っ張っているくらいです。なぜこんなにもお寺が好きでお参詣に意欲を見せるのか、仏縁の深さとでも言いましょうか、成程と思わせるエピソードがあります。
 
 それは媛花乃ちゃんがまだお母さんのお腹に入っていた、10年ほど前のことです。出産予定日を10日過ぎても一向に生まれる気配がなく、お医者さんも困っていました。お姑さんである関口節子さんは、まさかとは思いながら一応、お嫁さんである華麻良さんに、何か謗法物を持っていないかを尋ねました。すると彼女は「同じように子供がお腹にいる友達に誘われたので、一緒に神社に行って貰ってきました」と、安産のお守りを取り出したのです。節子さんはびっくりして、即日御導師にご相談をされました。御導師は関口さんの監督不行届のために謗法のお守りを持たせてしまっていたこと。お寺で安楽産腹子のご祈願をしなかったことをご注意され、懺悔状を書いてお寺でお懺悔をさせていただくよう指導をされました。
 
 翌日の夕看経には、節子さんと華麻良さんがそろってお参詣に見え、御導師にお懺悔の言上をしていただきました。そしてその日の夜の関口家では、息子さん夫婦と小さい子ども2人が節子さん導師の下、家族5人でお懺悔のお看経をさせていただいたそうです。本当に幸せな時間だったといいます。
 
 そしてその夜、正に同時同刻のご利益をいただいて、自然分娩で無事に赤ちゃんは生まれました。それが媛花乃ちゃんです。尚、この発表に当たり妹の愛果乃ちゃんが「自分も発表するために一人でお参詣に頑張る」とやる気になっています。嬉しいやる気ですが、一人でお参詣ができる年齢になったら頑張ろうね、と言い聞かせているそうです。(文責・柴田教信)
 
追記:本年度の夏期参詣は、おかげさまで姉弟3人とも皆参させていただくことができました。