ご利益体験談

このよろこびをあなたとともに 夫・一將のいただいたご利益 突然の危篤に罪障の深さをお懺悔して

第11支庁 本有寺 吉谷眞智子姉

ありがとうございます。

 本有寺で弘通部長のお役をいただいている吉谷眞智子です。この度、私の夫・吉谷一將が御法様よりいただきましたお計らいをご披露させていただきます。

 平成271027日の事でした。庭の植木剪定の後片付けをしていた夫が、横転した運搬車の下敷きになって意識を失いました。後頭部から出血もしていて、動かすこともできません。すぐ救急車を呼び、三田市民病院へ救急搬送されました。

 意識不明のまま5~6時間が過ぎ、夜8時過ぎにようやく意識が戻りました。しかし脳震盪(しんとう)を起こしておりましたので救急重症病棟へ入院し、検査の結果脳には異常がないということでしたので、私は時過ぎに一旦帰宅しました。

 3日後、夫は退院はしたものの、肋骨打撲によりしばらくは歩行困難となり、介助が必要となりました。それからご奉公復帰まで2ヵ月程かかりましたが、今回は大難を小難にさせていただいた、御法様よりお計らいをいただいたと、心から感謝申しあげました。

 それから4ヵ月ほど経った昨平成28年4月5日夕方の事です。夫が突然、激しい嘔吐と下痢に(おそ)われました。症状は一向に止む気配もなく、それどころかひどくなる一方でしたので救急車を呼び、掛かりつけの病院に搬送されました。そこで点滴と薬の服用により症状が治まったので共に自宅へ帰りました。

しかし、翌日早朝より発熱、悪寒、激しい震えの三重苦によって夫は大変苦しがりました。これはおかしい、ただ事ではないと思い、再び救急車を呼んで、今度は三田市民病院へ搬送されました。検査の結果は「胃腸障害、肝腎機能低下、ウイルス細菌ショック状態、脱水症、その上かなり心臓も弱っている」との事で、救急重症病棟へ入院となりました。

 その時、医師からは、「今晩呼吸ができなくなるという事も起こりうる」「数値が非常に悪い。こんな悪いデータは見たこともない」「ウイルスも全身に廻っているが、それに効く抗生物質が見つからない」「最悪の状態が続いている」と矢継ぎ早に言われ「人工呼吸器を付けるか」と尋ねられました。「それでも人工呼吸器でも、いつまでもつかはわからない」という、あまりに突然な夫の危篤状態という説明に、私は茫然となりました。

 平成27年の事故以降も、3月13日にベッドから落ち肋骨を骨折し入院、4月1日にようやく退院できて朝参詣をさせていただくことができるようになり、御法様のお計らいを感謝申しあげていた矢先の出来事でした。私どもはなんと罪障が深いのかと愕然となり、不安な気持ちで一杯になりました。

 すぐに御住職にお電話をして現状を話しました。すぐに御住職をはじめ信徒ご一同、遠隔地在住のご信者に至るまで、5時間(一万遍口唱)の熱烈なお助行をいただきました。私も病室で必死に御題目をお唱えしお縋りしました。 

 翌朝、夫の病状について医師の説明があり「総胆管結石によるかなり大きい石が5~6個あり、その為に胆汁が流れなくなっている。さらにウイルスも発生している為、高熱が下がらない。一刻も早く胆汁が流れるよう手術をしなければならない」という事で、午後より2時間の手術が行われ、胆汁が少し流れ出るようになりました。

後はお医者さんにお任せして帰りました。しかし翌早朝午前3時頃に病院から電話があり、夫が興奮状態なので家族の付添いをしてほしいと言われ、真っ暗な中、すぐに飛んでいきました。病室で夫の手に懐中御本尊様をお持ちさせ、今までの謗法罪障をお懺悔しました。すると熱も下がり落ち着いてくれました。

 1週間後の4月13日、カテーテルを入れて胆汁を出す手術をする事になりました。その日、カメラで胆管検査を始めたところ、カメラが短かすぎて胆管まで届きません。それで検査は一時中断、長いカメラを取り寄せることになり、それから1時間20分後に手術が開始されました。

その間、私は手術室の廊下で「どうか御法様、佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃ご奉公が無事円成しますように」と一心にお縋りし、御題目を唱え続けました。

 3時間の手術は無事終了し、手術室より出てきた夫に私は思わず「御法様が守ってくださったのですよ」と声をかけますと、有難さに涙があふれ出てきました。

 それから数日後、重症病棟より普通病棟に移ることができました。点滴も取れ、倒れて以降、初めて食事を食べることができ、リハビリも始まりました。しかし齢とってからのベッド生活のためか体力が非常に弱り、付き添えしながら御題目にお縋りするよう励みました。

 その後、医師から退院の許可は出ましたが、まだまだ介護が必要な状態のまま家に連れて帰ることに不安があり、退院後毎日、訪問看護師の支援を受けることにしました。その退院の日が、4月28日、お祖師さまの立教開宗記念日でした。

 衰弱していた夫の体も少しずつ回復し、お寺参詣ができるようになりました。こうして御法様よりいただきました数々のお計らいに感謝致し、命ある限り信行ご奉公に精進させていただきたいと夫婦共々に心に強く誓う毎日でございます。

ありがとうございました。