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御題目をお唱えするとどうなるのか?

 法要の中で自身のご利益談を発表するご信者
 では実際に「本門八品所顕、上行所伝、本因下種の南無妙法蓮華経」を口にお唱えするとどうなるのか?その口唱行の結果、得られるものを「功徳」と呼びます。功徳には2つのはたらきがあり、1つは「罪障を滅する」はたらき、もう一つは「善を生み出す」はたらきです。
 
 「罪障」というのは、いわば不幸や災難を生み出すエネルギーのことです。何か悪さをはたらくと、必ず同時にこの罪障という、将来自分が同じ、あるいはそれ以上の悪い報いを受ける原因となるエネルギーを、心に蓄積してしまいます。誰かに嫌がらせをしたり、悪口を言ったり、あるいは心で憎んだりと、その一つ一つの行いが罪障というものを積んでしまうことになるのです。この罪障は肉体が生まれ変わっても、ずっと魂に刻み込まれたまま、次の世に持ち越されるもの。現世において「なぜ自分だけこんなひどい目に遭わなければならないのか」と思う人は、過去から積んできた罪障が、それだけ大きいものであるという証拠なのです。その罪障を消滅し、我身に起こる災いを減らしてくれるのが、功徳のはたらきの1つなのです。
 
 もう1つのはたらきは「善を生み出す」、つまり「御利益」という目に見える形で我々に幸いをもたらしてくれる力です。御利益には「今を生きる現世での御利益」と「未来世の成仏という御利益」の2つがあります。口唱行に励めば功徳がどんどん積まれていき、その結果、現世では幸せな人生を歩むと共に、臨終を迎えた際には成仏という大きな果報を頂戴できるのです。
 
 特に現世において、我々の目に見える形で現れるご利益のことを「現証の御利益」といいます。それを目にした喜びによって、なお一層「御題目のご信心はありがたいなあ」と我々の信心を増進させ、立派なご信者へと成長させてくださるのです。当宗ではその現証の御利益を実際に頂いたご信者の体験談が数多く存在します。もちろんこのウェブサイトでもご紹介させていただいていますが、医者が見放した重病が治癒したり、会社や家庭、学校での人間関係が改善されたり、仕事・学業の成功、精神的な病の改善など、その御利益は数えきれません。これは本仏の真の教え通りに修行しているからこそ、頂ける果報なのです。 
 
 
 そんな大変ありがたい口唱行……簡単な修行であるがゆえに、実はとても奥が深いのです。口唱行を含めた、ご信心そのものについていつも身近に指導してくれるのが、当宗の僧侶、お教務さんです。次にお教務さんとはどういう人たちなのかを見ていきましょう。