ほんもんぶつりゅうしゅう
2014年02月16日
高祖大士御降誕会
 日蓮聖人〔高祖大士〕は1222年(承久4年)2月16日、安房国小湊(あわのくにこみなと=現在の千葉県房総半島の南端)でご誕生になりました。これは単なる一人の人間の誕生ではなく、久遠本仏より末法における御題目の大法弘通の命を受けられた、上行菩薩のご再誕を意味するのです。
 
 日蓮聖人が末法のはじめ、鎌倉時代にこの日本に生をうけられたお陰で、仏さまの真実の教え、南無妙法蓮華経の御題目のご信心が明らかにされました。それは、こんにちの我々すべての人間がその大法によって救われるはじめとなったことを意味します。
 
 これほどの慶事を、佛立宗では「高祖御降誕会」という法要を営んでお祝いさせていただくのです。