ほんもんぶつりゅうしゅう

岡山 妙現寺


2015-05-16 09:59

先住・日講上人の七回忌法要を営む

去る5月10日、当山先住・西田日講上人の七回忌法要を併せ、門祖会(春のお会式)を奉修いたしました。導師を御講有上人にお勤めいただき、さぞ日講上人もお喜びになられたことでしょう。講有上人の御法門の前には、松山・松風寺の吉田日祥御導師に日講上人の思い出話もご披露いただきました。
 
西田日講上人は佛立教育専門学校の校長も務められた、宗門きっての学者であられました。当山・妙現寺は西宮・廣宣寺の末寺になり、日講上人は廣宣寺先住の山内日領上人の徒弟です。あるとき、日領上人はお弟子方一同に対し、こんなことを仰ったそうです、「君たちは大いに自分の長所を伸ばしなさい。そして各々二人といない教務になりなさい。その技をもって宗門に大きく貢献するんですよ」と。そのお言葉通り、廣宣寺門末のお教務方は、皆それぞれ個性の強い、大きな技をもった方々ばかりです。
 
この度の門祖会は、晴天のお計らいのもと盛大に奉修されました。