ほんもんぶつりゅうしゅう

岡山 妙現寺


2019-11-19 13:10

高祖御会式 PARTⅠ ~御法門/弘通セッション~

 11月17日(日)、晴天の下、本年最後の高祖御会式が執り行われました。
 今回は本来の御会式をPARTⅠ、子供達の特別の御会式を PARTⅡ としてご紹介させて頂きます。
 松山松風寺、吉田日祥上人を奉修御導師にお迎えし、当山第四世日燈上人第三十三回忌のご法要も併修されました。
 薫化会の子供達と保護者の方も総出で玄関ロビーにてお出迎え。以前は境内でのお出迎えをさせて頂いていたのですが、ご到着時間にはおしぼりの練習がある為、どうしても靴を履いてのお出迎えとなりますと境内に出れる人数に限りがあります。現在では失礼ながら室内でお出迎えをさせて頂いておりますが、その為か、以前の2~3倍の人数でのお出迎えが可能となっており、小さな変更点ですが、今現在ではこれがベストかなと思っています。
 この日は四国各地での御会式と重なっていた様で、ややご参詣の人数が少なかった様には思いますが、この日の為に5月頃から温めていた”弘通セッションPARTⅡ”をご法門前、約20分間させて頂きました。
 今回のテーマはズバリ”大人のお講・子供のお講”。お講に大人も子供もないだろうと思われがちですが、でもやはり子供達にとってのお講は、大人にとってのそれとは意味合いが違ってきます。大人のお講を勤められておられるお組のご紹介と組長さんからのお話しに続き、昨年から始めたご信者宅での薫化会総講とご信心の事を、小学生の視点からお話し頂きました。さらにスリランカでの法灯相続の様子のご紹介に続き、薫化会の3歳の子供達が如何にお題目に触れ合っているかを動画を交えて見て頂きました。
 吉田日祥上人からの御法門では、ご教歌に「我祖師は如来のつかひかしこくも 其眷属はわれら也けり」と頂き、私達信者のルーツを辿っていけば開導聖人。そして果てはお祖師様へ行きつく。日蓮大士がご降誕になられて八百年の記念の時に、縦と横の糸がどちらも欠けることなく織物を縫い上げなくてはならないとお示し下さいました。また、弘通セッションの内容にも随時お触れ頂き、老若男女問わずご信心をお勧め頂きました事に、深い感動を覚えました。
 ありがとうございました。
 PARTⅡ に続きます。            妙現寺 岡田