ほんもんぶつりゅうしゅう

2014-05-03 17:40

門祖会・先住日操上人御十七回忌奉修

 3月30日、あいにくの雨模様となりましたが、門祖会並びに先住日操上人御十七回忌を無事盛大に奉修することができました。
 足もとが悪いにも関わらず他寺院八〇名、寺内約四三〇名のお参詣をいただけました。これも先住へのご信者方の報恩の表れと心より随喜いたします。
 今回は、先住日操上人とご縁のある梶本御講尊に奉修賜り、また有縁の御導師方十二師をお迎えして奉修となりました。
 法要の中では、御回向言上後、奉修導師はじめ教務方、有縁の方に続き、教養各会の代表者が本堂御霊前でお焼香されました。
 奉修導師からは、先住とのご縁や桜の季節に因んで「さくと見ばやがて桜はちりそめぬ 花やなるゝを いとふ成るらん」の御教歌で御法門をいただきました。桜の花のあでやかさとはかなさを例にとり、世の無常と物事に慣れて感動を失う浅はかさをお諭しくださり一日一日を大切に信行に励み過ごすことの大事を教えていただきました。九十歳を超える梶本御講尊の言葉には非常に重みがありました。
 法要の中では、春の門祖会恒例の十三歳成長御礼・卒入学御礼言上がありました。今回は、十三歳成長御礼者三名、小学校入学三名、中学校卒業三名の言上があがりました。ご法門前には、記念品の贈呈があり、本堂は和やかな雰囲気に包まれました。先住日操上人は、教養会の育成ご奉公に力を入れておられました。今も、そしてこれからもその志を受け継いでいきたいと強く感じた次第です。
 雨にも負けず今回も焼きそば、ポップコーン、そして、東北復興応援物産展を開催しました。物産展は、回を増すごとに商品の種類、品数が増えていて今回も完売となりました。微力ではありますが、東北復興への一助となればと願います。