ほんもんぶつりゅうしゅう

顕証寺


2016-05-23 06:09

平成28年度 第1回神奈川布教区壮年会研修御講が行われる

去る5月22日(日)午後1時より鎌倉顕証寺にて本年度初の布教区壮年会研修御講が奉修されました。正午過ぎより参集し、佛立開導日扇聖人ご生誕200年慶讃御奉公の円成と各地震災復興祈願のお助行がなされ、1時より会場寺院の信清宏章御住職を御導師に御講が厳修されました。新しく幹事長になった信行寺事務局長の佐々木廣司氏より挨拶が述べられ、続く会場寺院の御住職の講話をいただきました。題は「常盆常彼岸について」でした。佛立信者らしくない人が出来してきている現状で、世間の誤った風潮に流されないよう、ご回向心を発揚することが大事であると教導くだされました。第二部では、新しく専任指導員となられた信清宏章化主より改めてご挨拶の後、顕証寺の秦よりスライドを使っての顕証寺の歴史をご披露しました。そして、研修御講のメインである専任指導員よりの「研修」が行われ、「高祖日蓮大士の実像について」と、これは向こう三年間のテーマとなるもので、今回は「近代日蓮門下の動向」と題して、世間には誤った日蓮聖人像が跋扈しているとされ、お祖師様を担いできた各既成教団、各新興教団の発祥や指導者の来歴などがスライドを使って紹介されました。 正しいお祖師様像を門祖開導両聖人から受け継いできた佛立教徒が示していかなければならないと研修させていただきました。そして、玉川信行寺の奥原氏、顕証寺の石川氏の各寺院壮年会長になった経緯や所感がそれぞれよりご披露されました。最後に、会場寺院事務局長の西田氏よりお礼の挨拶をいただき、無始已来の言上をもって午後4時15分に終了しました。参詣者は約2年ぶりに100名を超す参詣で、総計104名の各寺院壮年会会員のお参詣がありました。また、当山より10名の婦人会、青年会員と他寺院より婦人会の方も数名お参詣されました。報告 神奈川布教区壮年会副幹事長 顕証寺 秦 昌俊 記