ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-10-25 15:45

高祖会奉修

10月25日(日)に高祖日蓮大菩薩御会式が、大本寺・ 乗泉寺 鴨田日舟導師 御唱導のもと盛大に奉修されました。

心配された天候も奉修御導師のお徳をいただき、朝方には当山からも遠く富士山が見えるほどに晴れ渡り、晴天のお計らいをいただく中での御会式となりました。

玄関では検温実施とアルコール消毒の徹底、参詣者全員にマスク着用の御願いと、本堂では席と席の間隔を空けるなど新型コロナウィルスの感染予防策を可能な限り実施する中での奉修になりました。

奉修導師の御法門では、御教歌「しぬことのわびしかりけるおもひさへ わするゝばかりとしおいにけり」みなさんも年齢を重ねて社会人としての定年を迎えてから大分時間がすぎ、若いころはあれも出来た、これも出来たとか、年老いて行く自分自身に悲しくなる事もあると思います。そんな時こそ、今の自分の過ごしている時間は、今までさせていただいたご奉公の集大成、来世への準備期間であると考え、ご奉公に励んでください。と分かりやすく丁寧にお説きくださいました。

お会式の青薫会ご奉公も大分なれてきたようで、ご奉公にあたる子どもたちの笑顔に参詣者一同、元気をもらいました。

恒例となった紙芝居法話ですが、今年からは青薫会のお母さんと子どもたちの共演で、今回は「ねずみのよめいり」をご披露させていただきました。

高祖日蓮大士ご降誕800年慶讃 教化・法灯相続つづれ織り運動・第3年度も終盤を迎える中、今後は新型コロナの感染予防に十分に注意しながら、青薫会活動内容を見直し、改良し、子どもたちのお参詣がもっともっと増えて「親しみやすい、楽しいお寺」となるよう、教講異体同心の充実したご奉公を継続させていただきます。