ほんもんぶつりゅうしゅう

2021-09-06 23:30

令和3年 長寿御礼お講

9月5日(日)夏の猛暑から一転して、過ごしやすい気温の中、法深寺の敬老行事「長寿御礼お講」が奉修されました。
例年ですと大勢のお参詣があり、2部は清照会館に移動してご供養を頂き皆で余興を楽しむといった流れでしたが、新型コロナウイルスによる影響を受け、この度の敬老対象者(喜寿・米寿)には任意でのお参詣をしていただき、お参詣出来ない方にはご家族のご協力を得てYouTubeを使った「リモート参詣」をしてもらうようお声掛けしてきました。
 
お看経の後に教養部長の小林さんより「お祝いの言葉」があり、長寿の方々のこれまでのご奉公に対する感謝とコロナ禍でも無事健康にというメッセージを送られました。
お導師のご法門では、お祖師さまのお言葉に「蔵の宝よりも身の宝、身の宝よりも心の宝が大事」と教えていただくように、心の宝である妙法五字のお題目のご信心こそは相続すべき有難い宝であるから、子や孫にこのご信心を伝えることが何よりも大事な相続ですと、法灯相続の大事をお教えいただきました。
 
そして最後に、本堂にお参詣をされ今年で米寿(数え歳)となる多田羅保子さんより「お礼のご挨拶」を述べられ、ご自身の生涯を振り返り、戦中の疎開のお話や世田谷別院で入信され青年会でご奉公をされた思い出話など、貴重なお話をしていただきました。