ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-09-27 21:57

令和2年 秋季総回向

令和2年9月20日(日)当日まで心配していた雲行きでしたが、またしても好天のお計らいを頂きまして、秋の彼岸会「秋季総回向」が無事に奉修されました。
この度も新型コロナウイルス対策として、お参詣された方々には屋外で検温と消毒をしていただき、マスクを着用、ソーシャルディスタンスを守って本堂にお参詣いただきました。
 
式典では今年の寒参詣・夏期参詣にて、それぞれ皆参(一か月間休まずお参詣)された方々への表彰がありました。本来ならば、寒参詣(一月)の皆参者は春のお彼岸で表彰させていただくのですが、このコロナ禍の影響を受けて延期となってしまったこともあり、ようやく表彰の式典が行えたことに皆で安堵いたしました。
 
お導師のご法門では、我々は前世からのご因縁によって親や子として生れました。そのご縁も前世からの悪い業(罪障)によって結ばれますと、たとえ親子であっても憎しみあい、殺しあってしまうこともありえるのです。そうならないためにもお題目の御力で悪い因縁をも断ち切っていただき、ご利益を感得させていただくことが大事ということを教えていただきました。
御教歌
 さきの世の 報ひで親と 子と生れ
  死にかはりても かたきうつ也
 
コロナによる感染も少しずつ収まっていることもあり、参詣数は春のお彼岸よりも若干増える結果となりました。
お参詣ありがとうございました。