2021/09/01

新本堂開堂式を無事に奉修 納骨堂の建立や私道の舗装のご利益も

去る7月4日、圓護寺新本堂開堂式を、第7支庁長・柴﨑日布師ご唱導のもと、無事に奉修させていただくことができました。
 当日の天気予報は雨ということで心配していましたが、開堂式奉修中は雨も降らずに無事に好天の中、先住・日顕上人御墓前式まで勤めさせていただけたことは、開堂式無事奉修に花を添える大きなご利益でした。
 本来であれば東北6県より御導師方やご信者方をお招きし奉修させていただくべき式典ではありましたが、一昨年より続く新型コロナウィルス感染拡大の影響もあり、両布教区長等々の代表参詣という形式でしたが、当山信徒も本堂の外まで溢れる大勢のお参詣があり、改めて「新本堂を建立させていただく」ということ、「御宝前を御荘厳させていただく」というご信者方の篤い思いに触れることができました。
 圓護寺というお寺は、本寺妙護寺の回向院であり、当山では「東仙台別院」という位置づけで、実際にお寺を護持させていただいているのは、本寺妙護寺の教講であります。
 昭和11年に妙護寺信徒の墓地を建立する場所として、約千坪の土地を買い求め、現在170基の墓地が建立されております。当山に於いても、近年墓じまいなどの問題が年々増加傾向にあり、ご葬儀や法要等のあり方も含め、様々な問題に直面しておりましたので、納骨堂建立は長年の積もり積もった課題を解決しうる糸口でもありました。
 この度のご奉公で、新本堂建立に併せて、立派な仙台箪笥の納骨室を建立させていただいたことに加え、分骨壇と合葬供養墓も新たに建立させていただくことができたことは大変ありがたいことです。選択肢が増えるということは、それだけ多くの受け皿を持たせていただけるということになります。世間にも目を向け、またご信者方の多種多様な要望にもお応え出来る寺院作りを心掛けて参りたいと願っております。
 また、寺院建立以来、地域住民の皆さまとも何度も話し合いを重ねながらも頓挫していたお寺の裏側にある私道の舗装も、3年後の令和6年に仙台市より9割の補助金をいただいて、舗装をさせていただけることが決まり、これも新本堂建立の大きなご利益であると感得させていただいております。
 開堂式の御法門では、「大かたは人めつゝしむばかりにて 冥の照覧しらずや有らん」と御教歌をいただかれ、お寺を護持させていただく私たちの志を、御宝前は冥の照覧で漏らさずご覧くださっていることをお教えいただきました。
 今回のご奉公を通して、改めて当山の歴史や草創期のご信者方の思いを学び直す機会を得、「お寺を建立させていただくこと」、そして「建立させていただけること」がどれだけ有り難いことなのか、ヒシヒシと実感をしております。
 現在、ご奉公に励んでおられるご信者方の、連日にわたる蔭日向ないご奉公のお蔭と、先師上人方や圓護寺墓地に埋葬されておられる歴代のご信者のご先祖方の後押しをいただいて、無事に開堂式を奉修させていただくことが適いました。
 7月は、開堂式奉修だけでなく、先住の御三回忌法要という大きな報恩の月となりましたが、今回のご奉公経験を糧として、今後は妙護寺寺号公称100年目というご奉公目標を見据えて、護持ご奉公に精進させていただく所存です。 合掌(住職・近藤教要)